ベルリン-東と西が出会う場所。ドイツにありながらドイツではない町。歴史の影に彩られた栄光と悲運の世界都市。そんなベルリンの奥深い魅力をリアルタイムでお届けするブログです。Since 1. August 2005
by berlinHbf
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
中村真人 (Masato)
神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、2000年よりベルリン在住。ベルリンの映像制作会社勤務を経て、現在はフリーのライター、ジャーナリスト。
ベルリンガイドブック
「素顔のベルリン」増補改訂版
¥1,680
ダイヤモンド社
(Amazon、全国各書店にて発売中)
本書は2009年10月発行「素顔のベルリン」の増補改訂版です。2013年に改めて新規取材を行い、データを更新。レストランやショッピング、コラムなどのページも増量し、より充実したガイドブックに生まれ変わりました。
Amazonにてネット購入ができます。
『街歩きのドイツ語 』
¥1,575
三修社
豊富なビジュアルとドイツ語フレーズを楽しめる1冊。基本のあいさつ表現から、街にまつわるドイツ語豆知識まで、ガイドブックとともに旅に役立つ会話集です。
『素顔のベルリン 過去と未来が交錯する12のエリアガイド 』
¥1,575
ダイヤモンド社
(2009年発売)
地球の歩き方シリーズ初、待望のベルリンガイドブック誕生!比類なき歴史を抱えつつ、明日へ向かって日々進化し続ける首都ベルリン。「ドイツで最もドイツらしくない」といわれるこの町の知られざる魅力を、現地在住著者が12のエリアにわけて徹底紹介。
現在のトップ画像は、ベルリン在住のイラストレーター、高田美穂子さんによるオリジナル作品です(詳しくはこちらより)
ベルリン更新情報
2013/02/20 up
ベルリン個人ガイドのご案内
執筆、ガイド、コーディネートなどのご依頼、お問い合わせはこちらまで(これまでの出版・寄稿実績)→
masatoberlin[AT]
yahoo.co.jp
ドイツ語ブログ
Berlin no kaze
1/18 up!「Schreiben auf deutsch über Japan」
※お願い
当ブログの写真や文章に関する、無断での転写・転用を禁じます。
© Copyright 2005-2015 Masato Nakamura. All Rights Reserved
神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、2000年よりベルリン在住。ベルリンの映像制作会社勤務を経て、現在はフリーのライター、ジャーナリスト。
ベルリンガイドブック
「素顔のベルリン」増補改訂版
¥1,680
ダイヤモンド社
(Amazon、全国各書店にて発売中)
本書は2009年10月発行「素顔のベルリン」の増補改訂版です。2013年に改めて新規取材を行い、データを更新。レストランやショッピング、コラムなどのページも増量し、より充実したガイドブックに生まれ変わりました。
Amazonにてネット購入ができます。
『街歩きのドイツ語 』
¥1,575
三修社
豊富なビジュアルとドイツ語フレーズを楽しめる1冊。基本のあいさつ表現から、街にまつわるドイツ語豆知識まで、ガイドブックとともに旅に役立つ会話集です。
『素顔のベルリン 過去と未来が交錯する12のエリアガイド 』
¥1,575
ダイヤモンド社
(2009年発売)
地球の歩き方シリーズ初、待望のベルリンガイドブック誕生!比類なき歴史を抱えつつ、明日へ向かって日々進化し続ける首都ベルリン。「ドイツで最もドイツらしくない」といわれるこの町の知られざる魅力を、現地在住著者が12のエリアにわけて徹底紹介。
現在のトップ画像は、ベルリン在住のイラストレーター、高田美穂子さんによるオリジナル作品です(詳しくはこちらより)
ベルリン更新情報
2013/02/20 up
ベルリン個人ガイドのご案内
執筆、ガイド、コーディネートなどのご依頼、お問い合わせはこちらまで(これまでの出版・寄稿実績)→
masatoberlin[AT]
yahoo.co.jp
ドイツ語ブログ
Berlin no kaze
1/18 up!「Schreiben auf deutsch über Japan」
※お願い
当ブログの写真や文章に関する、無断での転写・転用を禁じます。
© Copyright 2005-2015 Masato Nakamura. All Rights Reserved
検索
フォロー中のブログ
ニューヨークの遊び方foggyな読書
おやぢの部屋2
庭は夏の日ざかり
資料館の書庫から
Morios Tagebuch
Prost Familie!
田口ランディ Offic...
長坂道子「ときどき日記」
ほにゃく犬の字幕ほにゃく日記
まめびとの音楽手帳
blue in green
毎日ベルリン!
大栗博司のブログ
かさこ塾かさこブログ2ち...
Trans Europe...
ヤッホー!今日はどちらへ?
ドイツ木組みの家街道 -...
Sayako's Con...
こなな日記 Vol.2
外部リンク
- CLASSICA - W...
- Berlin cafe ...
- Spielkiste
- TAGESSCHAU
- 発話旋律
- www.newsdige...
- Ostkreuzblog...
- はろるど・わーど
- gramophonの音戯函
- fragments
- クララの八百八町: 80...
- ワーキングホリデー通信
- 英楽館
- 南三陸 海 山 川!
- 石井光太 - 旅の物語、...
- サチコのドイツ演劇ドタバタ記
- 久保元幸印画研究室
- PEN PEN チョート...
- GR BLOG
- Wim Wenders ...
- 内田樹の研究室
- ひだまりのお話
- みどりの1kWh
- 時空を超えて Beyon...
- ein journal
- 港町ベルリン
- Genki Wi-Fi
駅が止まってる駅 - 天使の降りた場所(18) -
これがみんなが話してた駅だな2週間ほど前、新聞の文芸欄で見かけた小さな訃報記事は私を驚かせた。「ベルリン・天使の詩」で空中ブランコ乗りのマリオン役を演じた、女優のソルヴェイグ・ドマルタン(Solveig Dommartin)が今月1月11日に心筋梗塞で亡くなったのだそうだ。まだ48歳の若さだったという。「ベルリン・天使の詩」以外、際立った映画に出演することがほとんどなかったドマルタンは、近年は話題に出ることも少かったらしい。かつてヴェンダースの恋人だった彼女は、どんな「晩年」を送っていたのだろうか。あのマリオン役で必死に空中ブランコに取り組み、時折浮かべる寂しげな彼女の微笑を思い出すと、少し寂しくなった。
変な名前の駅
列車が止まるのでなく
駅が止まってる駅
時は確実に移ろっているということを実感したニュースだった。このシリーズも残り少なくなったので、この辺で一気に書き上げたいと思う。
1880年に完成したこの堂々たる威容の新駅舎の落成式には、時のヴィルヘルム1世とビスマルクも同席した。アンハルター駅はベルリンを代表する長距離列車の駅となり、ドレスデン、フランクフルト、ミュンヘン、ウィーン、ローマ、アテネ方面へ向かう列車が続々とここを発着したという。ドイツへの要人や国賓を乗せた列車もこの駅に到着したため、「カイザー・バーンホフ(皇帝駅)」の異名を取るほどだった。
七時三十五分Anhalter Bahnhof着 本多氏迎に見へ、DroschkeにてGeisberg39の宿に入るDroschkeとは辻馬車のことだ。日本からシベリア鉄道で、あるいは船で、現在とは比較にならない長い道のりを経てベルリンにたどり着いた彼らを最初に迎え入れるのが、このアンハルト駅なのだった(全ての場合ではないだろうが)。その時の感慨はいかばかりのものだったのかと思うと、少しばかり胸が熱くなる。かつて、この場所と日本とは陸航路で直接つながっていたのだ。
- 「言語都市・ベルリン」より -
戦前のベルリンの最大の繁華街だったポツダム広場から目と鼻の距離にあるアンハルト駅は、当然の帰結ながら戦争で壊滅的な被害を受けた。戦後の混乱期、応急処置をしてそれでも何とか使われ続けたが、1952年には完全に営業停止。1959年に正面のファサードの一部を残して爆破された。
「ベルリン・天使の詩」が撮影された当時、この駅の敷地はまださら地の状態だったが、現在は「リリー・ヘーノッホ スポーツ競技場」として生まれ変わった。リリー・ヘーノッホ(Lilli Henoch)は、砲丸投げやリレー競技などで数々の世界記録を打ち立てた1920年代のベルリンのスーパーウーマンだ。しかし30年代に入ると、ユダヤ人だった彼女は所属するベルリンのスポーツ団体から追い出され、最終的には強制収容所に送られる運命をたどる。1942年秋、ヘーノッホはリガのゲットーで亡くなったと言われている。
「レバノン!」
ソルヴェイグ・ドマルタンを偲んで
人気blogランキングへ
by berlinHbf
| 2007-01-30 13:10
| ベルリン天使の降りた場所
|
Comments(17)
マサトさん、こんばんは。
アンハルター駅周辺にこんなスポーツ公園があったなんて。
初めてベルリンに行った時にPotsdmer Pl.から
Stresemann Str.を南に歩いていた時に
右手奥に大きな壁が見え、その時はよくわからなかったのですが
後からアンハルター駅だったのだと思いました。
次にベルリンに行った時は絶対見ようと思ったのに
乗ったU-Bahnが素通りしてしまい断念(汗)。
なんで素通りしたのか不明ですが
アナウンスでアンハルター駅がどーのこーのと言っていたので
なにかあったんだろうと思います。
このStresemann Str.のちょうどアンハルター駅が右手に
見えるあたりの道路の真ん中あたりに
壁(それもアンハルター駅のファサードの色のような)がありませんか?
その壁と向こうに見える大きな壁(アンハルター駅)に
つながりを感じ、ベルリン初心者の私は城壁??と思い込み
なおのことアンハルター駅を見逃したのでありました。
Stresemann Str.の壁みたいなのって何かご存知ですか?
マサトさんのこのブログを読んで数年ぶりに思い出しました。
まさか・・・ベルリンの壁?
アンハルター駅周辺にこんなスポーツ公園があったなんて。
初めてベルリンに行った時にPotsdmer Pl.から
Stresemann Str.を南に歩いていた時に
右手奥に大きな壁が見え、その時はよくわからなかったのですが
後からアンハルター駅だったのだと思いました。
次にベルリンに行った時は絶対見ようと思ったのに
乗ったU-Bahnが素通りしてしまい断念(汗)。
なんで素通りしたのか不明ですが
アナウンスでアンハルター駅がどーのこーのと言っていたので
なにかあったんだろうと思います。
このStresemann Str.のちょうどアンハルター駅が右手に
見えるあたりの道路の真ん中あたりに
壁(それもアンハルター駅のファサードの色のような)がありませんか?
その壁と向こうに見える大きな壁(アンハルター駅)に
つながりを感じ、ベルリン初心者の私は城壁??と思い込み
なおのことアンハルター駅を見逃したのでありました。
Stresemann Str.の壁みたいなのって何かご存知ですか?
マサトさんのこのブログを読んで数年ぶりに思い出しました。
まさか・・・ベルリンの壁?
0
Commented
by
gramophon
at 2007-01-31 21:10
x
確か、ディートリヒの若い頃の映画の中で、地方からアンハルター・バーンホーフに到着するシーンを見た記憶があります。あの廃墟に列車の出入りがあったのかと強烈な印象を残しましたが、映画の中では冒頭のほんの数秒だった気がします。
80年代後半はただの廃墟で、それはもの悲しい所でした。柵で囲った中はきれいに整地されてたわけではなく、でこぼこしてコンクリの塊とかがあって、唯一残された正面入り口のファザードも煤けて汚かったです。
80年代後半はただの廃墟で、それはもの悲しい所でした。柵で囲った中はきれいに整地されてたわけではなく、でこぼこしてコンクリの塊とかがあって、唯一残された正面入り口のファザードも煤けて汚かったです。
Commented
by
ぷりんつ・あるぶれひと
at 2007-01-31 23:49
x
Stresemannという単語で、政治家ではなく、
『ミルヒ』や竹中直人を連想する辺り、
『のだめカンタービレ』にハマってしまっているようです(笑)
次回のアニメ版には、ミルヒが登場します。
それはさておき、第三帝国の時代、Stresemann Strは、
Saarland Strと呼ばれていたそうです(1935年春、改称)
駅舎跡周辺にサッカー場があったことは覚えているのですが、競技場名の由来にユダヤ人のスポーツウーマンが絡んでいるとは全く知りませんでした。よいお勉強をさせていただきました。
<m(__)m>
防空壕内部の画像を置いておきます。
興味のある方は、どうぞ(^.^)/~~~
http://www.geocities.jp/dokidokigermanhours/newpage26.html
>“Wer Bunker baut, wirft Bomben“
「防空壕を作るから、爆撃される」
と、ある歴史雑誌に訳文がそえられてましたが、
意味的にはどうなんでしょうか?
『ミルヒ』や竹中直人を連想する辺り、
『のだめカンタービレ』にハマってしまっているようです(笑)
次回のアニメ版には、ミルヒが登場します。
それはさておき、第三帝国の時代、Stresemann Strは、
Saarland Strと呼ばれていたそうです(1935年春、改称)
駅舎跡周辺にサッカー場があったことは覚えているのですが、競技場名の由来にユダヤ人のスポーツウーマンが絡んでいるとは全く知りませんでした。よいお勉強をさせていただきました。
<m(__)m>
防空壕内部の画像を置いておきます。
興味のある方は、どうぞ(^.^)/~~~
http://www.geocities.jp/dokidokigermanhours/newpage26.html
>“Wer Bunker baut, wirft Bomben“
「防空壕を作るから、爆撃される」
と、ある歴史雑誌に訳文がそえられてましたが、
意味的にはどうなんでしょうか?
Commented
by
ぷりんつ・あるぶれひと
at 2007-01-31 23:50
x
部屋に置くスペースがあれば、
置いておきたいのですが・・・
実現は難しいようです(苦笑)
●メルクリンZゲージ用『アンハルター駅舎』組み立てキット
http://www.ajckids.com/trains/detail.asp?Item=89200&Man=Marklin&scale=Z&Group=sce&Era=&Road=&yr=03
乱文にて失礼しました。
<m(__)m>
置いておきたいのですが・・・
実現は難しいようです(苦笑)
●メルクリンZゲージ用『アンハルター駅舎』組み立てキット
http://www.ajckids.com/trains/detail.asp?Item=89200&Man=Marklin&scale=Z&Group=sce&Era=&Road=&yr=03
乱文にて失礼しました。
<m(__)m>
Commented
by
berlinHbf at 2007-02-01 03:40
>しゅりさん
いつもながらディープな内容のコメントありがとうございます(笑)。
>なんで素通りしたのか不明ですが
2004年か05年に、Sバーンのアンハルター駅で火災事故が発生した後、あの駅は一時期閉鎖されていたので、おそらくしゅりさんはその頃ベルリンにいらっしゃたのではないでしょうか。放火なのか事故なのか、確か原因がまだはっきりしていないはずです。
>ベルリン初心者の私は城壁??と思い込み
よく「あれ」に気付かれましたね!
あの通りはよくバスで通るので、私も何かあるなとは思っていましたが、それが実はかつてのStadtmauer(市壁)の遺構だと知ったのは割と最近のことです。あの壁に説明文が掲げられていたので、今度ちゃんと見に行こうと思っていました。何かわかったらまたお知らせしますね。
いつもながらディープな内容のコメントありがとうございます(笑)。
>なんで素通りしたのか不明ですが
2004年か05年に、Sバーンのアンハルター駅で火災事故が発生した後、あの駅は一時期閉鎖されていたので、おそらくしゅりさんはその頃ベルリンにいらっしゃたのではないでしょうか。放火なのか事故なのか、確か原因がまだはっきりしていないはずです。
>ベルリン初心者の私は城壁??と思い込み
よく「あれ」に気付かれましたね!
あの通りはよくバスで通るので、私も何かあるなとは思っていましたが、それが実はかつてのStadtmauer(市壁)の遺構だと知ったのは割と最近のことです。あの壁に説明文が掲げられていたので、今度ちゃんと見に行こうと思っていました。何かわかったらまたお知らせしますね。
Commented
by
berlinHbf at 2007-02-01 03:52
>gramophonさん
アンハルター駅が出てくるというディートリヒの映画、とても興味深いですね。あの駅が華やかかりし頃の映像が他にもあれば、見てみたいなと思います。
>80年代後半はただの廃墟で、それはもの悲しい所でした。
その様子はヴェンダースの映画を通じても伝わってきますが、やはりそうだったんですね。当時の貴重なお話をありがとうございます。
アンハルター駅が出てくるというディートリヒの映画、とても興味深いですね。あの駅が華やかかりし頃の映像が他にもあれば、見てみたいなと思います。
>80年代後半はただの廃墟で、それはもの悲しい所でした。
その様子はヴェンダースの映画を通じても伝わってきますが、やはりそうだったんですね。当時の貴重なお話をありがとうございます。
Commented
by
berlinHbf at 2007-02-01 04:05
>ぷりんつ・あるぶれひとさん
ドラマ「のだめ」はとてもよくできていたと思いますが、唯一謎なのがあのシュトレーゼマン氏だったことを思い出します(笑)。
>「防空壕を作るから、爆撃される」
>と、ある歴史雑誌に訳文がそえられてましたが、
私の訳も細かなニュアンスを伝えられたかどうかあまり自信がありませんが、これはどうなんでしょう?
"wirft Bomben"はやはり「爆弾を投げる」ことで、「爆撃される」ことではないと思いますが・・・
>●メルクリンZゲージ用『アンハルター駅舎』組み立てキット
ドイツ技術博物館でもアンハルター駅の模型を見たことがあります。なにせ立派な駅ですから、模型でも絵になりますよね。
ドラマ「のだめ」はとてもよくできていたと思いますが、唯一謎なのがあのシュトレーゼマン氏だったことを思い出します(笑)。
>「防空壕を作るから、爆撃される」
>と、ある歴史雑誌に訳文がそえられてましたが、
私の訳も細かなニュアンスを伝えられたかどうかあまり自信がありませんが、これはどうなんでしょう?
"wirft Bomben"はやはり「爆弾を投げる」ことで、「爆撃される」ことではないと思いますが・・・
>●メルクリンZゲージ用『アンハルター駅舎』組み立てキット
ドイツ技術博物館でもアンハルター駅の模型を見たことがあります。なにせ立派な駅ですから、模型でも絵になりますよね。
Commented
by
akberlin at 2007-02-01 06:16
ソルヴェイグ・ドマルタンが亡くなっていたことをこの記事で
初めて知りました。「ベルリン・天使の詩」のサントラにはブルーノ・
ガンツのハントケの詩の朗読とともにマリオンの愛の告白というのが
あって、彼女のハスキーな声がなんともいえない味わいなのですが。
まだまだ若い人なのに・・・。惜しいことです。
映画の中で彼女の独白部分はフランス語だったことを
思い出しました。役柄がそうだったのでしょうか。それとも
本当にフランス語圏の人だったんでしょうか。
私も彼女を偲ぶことにします。
初めて知りました。「ベルリン・天使の詩」のサントラにはブルーノ・
ガンツのハントケの詩の朗読とともにマリオンの愛の告白というのが
あって、彼女のハスキーな声がなんともいえない味わいなのですが。
まだまだ若い人なのに・・・。惜しいことです。
映画の中で彼女の独白部分はフランス語だったことを
思い出しました。役柄がそうだったのでしょうか。それとも
本当にフランス語圏の人だったんでしょうか。
私も彼女を偲ぶことにします。
Commented
by
gramophon
at 2007-02-01 20:40
x
白黒映画なのは間違いありませんが、細かいこと覚えておらず、もしかするとディートリヒすらも記憶違いかも知れません。田舎娘の上京シーンに出てきてのは確かです。
それと、メルクリンのキットで思い出しました。ベルリンの交通博物館にペーパークラフトが売っていたので、記念に買おうと思ったら余りに巨大で断念したことです。筒に入ってましたが、メルクリンのものと同じくらいでかっかったんですよ。今でも売ってるかも知れません。
『ベルリン天使の詩』は転勤になってベルリンを離れてから見たので、歩いたことのある通りや、知ってる風景を見て、映画館で思わず涙したものです。壁の在る頃の物憂げな雰囲気はよく描けていますね。ソルヴェイグ・ドマルタンに合掌。
それと、メルクリンのキットで思い出しました。ベルリンの交通博物館にペーパークラフトが売っていたので、記念に買おうと思ったら余りに巨大で断念したことです。筒に入ってましたが、メルクリンのものと同じくらいでかっかったんですよ。今でも売ってるかも知れません。
『ベルリン天使の詩』は転勤になってベルリンを離れてから見たので、歩いたことのある通りや、知ってる風景を見て、映画館で思わず涙したものです。壁の在る頃の物憂げな雰囲気はよく描けていますね。ソルヴェイグ・ドマルタンに合掌。
Commented
by
berlinHbf at 2007-02-02 08:21
>akberlinさん
残念ながら一般的にはほとんど注目されることがありませんでしたが、ソルヴェイグ・ドマルタンの死は「天使の詩」のファンにとってはショックですよね。
>彼女のハスキーな声がなんともいえない味わい
よくわかります。彼女はパリ生まれのフランス人でしたが、ドイツ語もがんばってしゃべっていましたよね(インビスでのピーター・フォークとのやり取りはもちろん英語でしたし)。空中ブランコのシーンは、確かスタントマンを一切入れていないはずだし、あの映画のために必死に特訓したと聞いています。
残念ながら一般的にはほとんど注目されることがありませんでしたが、ソルヴェイグ・ドマルタンの死は「天使の詩」のファンにとってはショックですよね。
>彼女のハスキーな声がなんともいえない味わい
よくわかります。彼女はパリ生まれのフランス人でしたが、ドイツ語もがんばってしゃべっていましたよね(インビスでのピーター・フォークとのやり取りはもちろん英語でしたし)。空中ブランコのシーンは、確かスタントマンを一切入れていないはずだし、あの映画のために必死に特訓したと聞いています。
Commented
by
berlinHbf at 2007-02-02 08:30
>gramophonさん
コメントありがとうございます。
gramophonさんは、まさにあの映画が撮影された頃にベルリンに住んでいらっしゃったわけですから、私とは感じ方がまた違うのでしょうね。近々、私の知り合いのベルリーナーの方のインタビューをお送りしますので、こちらもどうぞご覧ください。
コメントありがとうございます。
gramophonさんは、まさにあの映画が撮影された頃にベルリンに住んでいらっしゃったわけですから、私とは感じ方がまた違うのでしょうね。近々、私の知り合いのベルリーナーの方のインタビューをお送りしますので、こちらもどうぞご覧ください。
マサトさん、こんにちは。
なんと!長年の懸案が一挙氷解(笑)。
あれは市壁だったのですね。
道を歩きながら「なんなのだろう??」と思いました。
なんともまぁ、無造作に残してあるものなのですね(笑)。
ベルリン市内に市壁が残っているところって
まだあるんでしょうか?
また何かわかりましたら教えてくださいね。
それにこれまた、まぁ!なのですが
アンハルター駅が放火で閉鎖していたんですか!
電車の中でのアナウンスの意味は全然わからなかったのですけど
時期もあっていますし、やはり閉鎖の時期だったのだと思います。
なんで通過したのか本当に不思議だったので
これまた一挙氷解でした。
なんと!長年の懸案が一挙氷解(笑)。
あれは市壁だったのですね。
道を歩きながら「なんなのだろう??」と思いました。
なんともまぁ、無造作に残してあるものなのですね(笑)。
ベルリン市内に市壁が残っているところって
まだあるんでしょうか?
また何かわかりましたら教えてくださいね。
それにこれまた、まぁ!なのですが
アンハルター駅が放火で閉鎖していたんですか!
電車の中でのアナウンスの意味は全然わからなかったのですけど
時期もあっていますし、やはり閉鎖の時期だったのだと思います。
なんで通過したのか本当に不思議だったので
これまた一挙氷解でした。
Commented
by
berlinHbf at 2007-02-04 09:37
>しゅりさん
>ベルリン市内に市壁が残っているところって
>まだあるんでしょうか?
割と有名なところだと、ベルリン最古のレストラン"Zur letzten Instanz"のすぐ横に、中世に建てられた市壁が一部残っていますね。機会があったら、一緒に紹介できたらなと思っています。
>アンハルター駅が放火で閉鎖していたんですか!
ちょっと見てみたところ、火災が起こったのは2004年の8月10日だったそうです。北へ行く列車はその年の暮れに再開したんですが、南行きのホームが再開するのは、さらにその1年後だったとか。そんな出来事があったんですよ。
>ベルリン市内に市壁が残っているところって
>まだあるんでしょうか?
割と有名なところだと、ベルリン最古のレストラン"Zur letzten Instanz"のすぐ横に、中世に建てられた市壁が一部残っていますね。機会があったら、一緒に紹介できたらなと思っています。
>アンハルター駅が放火で閉鎖していたんですか!
ちょっと見てみたところ、火災が起こったのは2004年の8月10日だったそうです。北へ行く列車はその年の暮れに再開したんですが、南行きのホームが再開するのは、さらにその1年後だったとか。そんな出来事があったんですよ。
>Zur letzten Instanz
廃虚の教会なら覚えがあるのですが、壁があったなんて・・・。
どこを見ていたんでしょう、私(汗)。
>南行きのホームが再開するのは、さらにその1年後だったとか。そんな出来事があったんですよ。
私が通ったのは2005年6月で、思いきりアンハルター駅を
通過され、そのままBayerischen Viertelへ行ってしまったのです。
きっとマサトさんにこの話を思いがけず聞かないと
ずーっとなんで通過したのか疑問でした。
廃虚の教会なら覚えがあるのですが、壁があったなんて・・・。
どこを見ていたんでしょう、私(汗)。
>南行きのホームが再開するのは、さらにその1年後だったとか。そんな出来事があったんですよ。
私が通ったのは2005年6月で、思いきりアンハルター駅を
通過され、そのままBayerischen Viertelへ行ってしまったのです。
きっとマサトさんにこの話を思いがけず聞かないと
ずーっとなんで通過したのか疑問でした。
Commented
by
berlinHbf at 2007-02-05 09:56
>しゅりさん
中世の壁は、そのレストランと廃墟の教会のほぼ中間、Waisenstr. にありますよ。確か、戦争の後で、この辺りを掘っていたら偶然掘り起こされたのがこの壁ではなかったかと思います。
中世の壁は、そのレストランと廃墟の教会のほぼ中間、Waisenstr. にありますよ。確か、戦争の後で、この辺りを掘っていたら偶然掘り起こされたのがこの壁ではなかったかと思います。
Commented
by
ぷりんつ・あるぶれひと
at 2007-02-08 00:03
x
のだめカンタービレは、ドラマを観てから原作を読みました。シュトレーゼマンが服装だけは普通だったので、多少驚きを禁じえませんでした(笑)
訳文に関するコメントありがとうございました。単語を辞書でひいていくと、歴史雑誌のほうはなんか違和感を感じざるを得ません。
ドイツ技術博物館は、2度のベルリン訪問で何故かデスティネーションから外れてしまった場所です。ベルリン中央駅とならんで次回(未定!)の最優先訪問予定地でございます。博物館にあるという模型も要チェックですね~♪
>アンハルター駅の火災
2004年11月下旬に真っ暗なアンハルター駅を通過されたことがあります。そういった事情があったのですね・・・ここの掲示板がなければ、一生謎なままでした。
訳文に関するコメントありがとうございました。単語を辞書でひいていくと、歴史雑誌のほうはなんか違和感を感じざるを得ません。
ドイツ技術博物館は、2度のベルリン訪問で何故かデスティネーションから外れてしまった場所です。ベルリン中央駅とならんで次回(未定!)の最優先訪問予定地でございます。博物館にあるという模型も要チェックですね~♪
>アンハルター駅の火災
2004年11月下旬に真っ暗なアンハルター駅を通過されたことがあります。そういった事情があったのですね・・・ここの掲示板がなければ、一生謎なままでした。
Commented
by
berlinHbf at 2007-02-09 03:02
>ぷりんつ・あるぶれひとさん
アンハルター駅の謎が解けてよかったですね^^)
ドイツ技術博物館は私も実は1回しか行ったことがないのですが、内容は大変充実しています。特に実車がずらりと並ぶ鉄道部門はなかなか圧巻で、最近閉館した東京の交通博物館を彷彿とさせるほどでした。
アンハルター駅の謎が解けてよかったですね^^)
ドイツ技術博物館は私も実は1回しか行ったことがないのですが、内容は大変充実しています。特に実車がずらりと並ぶ鉄道部門はなかなか圧巻で、最近閉館した東京の交通博物館を彷彿とさせるほどでした。
カテゴリ
Deutschベルリン中央駅
ベルリンのいま
ベルリン個人ガイド
ベルリン発掘(西)
ベルリン発掘(東)
ベルリン発掘(境界)
ベルリン発掘(全般)
ベルリン思い出話
ベルリンの人々
ベルリン音楽日記
ベルリン文化生活
ベルリン子育て日記
ベルリンを「観る」
ベルリンを「読む」
ベルリンあれこれ
ベルリン天使の降りた場所
ベルリン音のある街
ベルリンクイズ100
ベルリンリンク集
ドイツ全般
ドイツから見た日本
サッカーWM2006他
欧州を感じる旅
- 2005ウクライナ紀行
ドイツ語関連
ニッポン再発見
その他
BZ Lexikon (Berlin)
BZ Lexikon (1-50)
BZ Lexikon (51-100)
BZ Lexikon (101-150)
BZ Lexikon (151-200)
タグ
音楽(Musik)(113)日本(Japan)(112)
歴史(Geschichte)(111)
時事(Aktuell)(107)
Berlin(Ost)(105)
壁のあった時代(Mauerzeit)(97)
旅(Reise)(96)
Berlin(West)(87)
Kreuzberg(86)
Berlin(全般)(78)
雑感(73)
フォトスケッチ(67)
アート(Kunst)(66)
ベルリン・フィル(61)
Interview(58)
乗り物(55)
発掘の散歩術(54)
政治(Politik)(46)
欧州(Europa)(42)
読書(Lesen)(40)
以前の記事
2015年 08月2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
more...
最新のコメント
Masato さま .. |
by Yozakura at 14:33 |
山根正次のサインが「玄洋.. |
by 浦辺登 at 10:25 |
コメントありがとうござい.. |
by berlinHbf at 04:46 |
今、NHKBSで「ベルリ.. |
by 流れ星 at 01:14 |
Yozakuraさん .. |
by berlinHbf at 02:26 |
Masatoさま 肝.. |
by Yozakura at 12:34 |
Masatoさま 未.. |
by Yozakura at 12:26 |
kokhavさん こち.. |
by berlinHbf at 06:13 |
長い間、ありがとうござい.. |
by kokhav at 22:30 |
焼きそうせいじさん 大.. |
by berlinHbf at 05:57 |
年に1回の日本での授業に.. |
by 焼きそうせいじ at 19:31 |
ヒガシモンさん 詳細な.. |
by berlinHbf at 17:02 |
kokhavさん >み.. |
by berlinHbf at 16:49 |
冬風さん コメントあり.. |
by berlinHbf at 16:46 |
続き…今回ドイツ宛へ物を.. |
by ヒガシモン at 15:44 |
マサトさん>ご返信ありが.. |
by ヒガシモン at 15:20 |
おかえりなさいませ。 .. |
by kokhav at 23:31 |
ベルリンからの長旅お疲れ.. |
by 冬風 at 20:21 |
ヒガシモンさん こうい.. |
by berlinHbf at 18:51 |
軒国彦さん はじめまし.. |
by berlinHbf at 18:48 |
ブログパーツ
最新の記事
10年分の感謝、ひとまずのお.. |
at 2015-08-03 23:23 |
上棟式を迎えたベルリン王宮 |
at 2015-07-18 22:29 |
指揮者キリル・ペトレンコのこと |
at 2015-07-13 23:09 |
発掘の散歩術(60) - 番.. |
at 2015-07-08 14:18 |
ポツダムの新庭園へ! |
at 2015-07-04 10:49 |
発掘の散歩術(59) - 7.. |
at 2015-06-13 16:43 |
マルティン・グロピウス・バウ.. |
at 2015-06-08 10:18 |
山梨での週末 |
at 2015-06-02 00:54 |
長男誕生3、4ヶ月目 - 日.. |
at 2015-05-23 21:39 |
旧カール・マルクス書店が文学.. |
at 2015-05-17 14:12 |
ドイツニュースダイジェストの.. |
at 2015-05-10 15:00 |
発掘の散歩術(58) - S.. |
at 2015-05-10 13:48 |
変わりゆくツォー駅周辺 |
at 2015-05-01 18:52 |
「西ベルリン」の回顧展 |
at 2015-04-20 21:23 |
NHK『テレビでドイツ語』新.. |
at 2015-04-10 17:01 |