ベルリン-東と西が出会う場所。ドイツにありながらドイツではない町。歴史の影に彩られた栄光と悲運の世界都市。そんなベルリンの奥深い魅力をリアルタイムでお届けするブログです。Since 1. August 2005


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中村真人 (Masato)
神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、2000年よりベルリン在住。ベルリンの映像制作会社勤務を経て、現在はフリーのライター、ジャーナリスト。


ベルリンガイドブック
「素顔のベルリン」増補改訂版
¥1,680
ダイヤモンド社
(Amazon、全国各書店にて発売中)

本書は2009年10月発行「素顔のベルリン」の増補改訂版です。2013年に改めて新規取材を行い、データを更新。レストランやショッピング、コラムなどのページも増量し、より充実したガイドブックに生まれ変わりました。

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豊富なビジュアルとドイツ語フレーズを楽しめる1冊。基本のあいさつ表現から、街にまつわるドイツ語豆知識まで、ガイドブックとともに旅に役立つ会話集です。




『素顔のベルリン 過去と未来が交錯する12のエリアガイド 』
¥1,575
ダイヤモンド社
(2009年発売)

地球の歩き方シリーズ初、待望のベルリンガイドブック誕生!比類なき歴史を抱えつつ、明日へ向かって日々進化し続ける首都ベルリン。「ドイツで最もドイツらしくない」といわれるこの町の知られざる魅力を、現地在住著者が12のエリアにわけて徹底紹介。


現在のトップ画像は、ベルリン在住のイラストレーター、高田美穂子さんによるオリジナル作品です(詳しくはこちらより)

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発掘の散歩術(57) -ベルリン国立歌劇場の工事現場は今-

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Under den Linden (2015-03)

「ベルリンの新空港はいつ開業するのですか?」「ベルリン国立歌劇場の工事はいつ終わるのですか?」

ここ数年、ベルリンを訪れる人々からもっとも頻繁に聞かれる質問が、この2つかもしれない。そのたびに私は「さあ、どうなんでしょうね」と言葉を濁す。正直、それ以外に答えようがないからだ。もっとも、空港に関しては「このまま、中心部から近くて便利なテーゲル空港でも良いですよね」という展開になることがあるが、歌劇場に関しては今の代替公演地のシラー劇場のままで良いと考える音楽ファンはごくわずかだろう。

2010年秋、当初は3年間の予定で始まった大規模な改修工事。2015年現在も終わりが見えていない国立歌劇場の建物は今どういう状況なのか。昨年から定期的に開催されている「工事現場ツアー」に参加してみることにした。

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3月上旬の日曜日、ウンター・デン・リンデンの劇場の前で待っていると、指定時間にガイドの男性が現れ、参加者一行を劇場の反対側にあるプレハブ小屋に連れて行った。ここでヘルメットと長靴を借りて、いざ出発。

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最初に見学したのは、新しく建設中のリハーサルセンター。オーケストラ、合唱、バレエのそれぞれのリハーサル室のほか、劇場本体の舞台と同じスケールの総合練習用の舞台がここに作られる。このリハーサルセンターは、劇場より一足先にオープンする予定だ。

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足の踏み場もないほどの工事現場

いったん外に出て、足の踏み場もないほどの工事現場を通過して(リハーサルセンターと劇場は地下トンネルで結ばれる)、いよいよ歌劇場の中に入る。無数の配線や柱を越えて客席の真ん中に来た。それが平土間と分かったのは、馬蹄形のカーブに沿った、見覚えのあるロココ風の優美な装飾を持つ屋根が目に入ったからだった。しかし、それ以外に、この劇場に通っていた頃をしのばせるものはほとんど見付けられなかった。東独時代の建物の改装というよりは、ほぼ作り直す形に近いのではないかと思ったほどの混沌ぶりである。

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ベルリン国立歌劇場の平土間の現在の様子

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隣接したアポロザール

不安定な地盤から溢れ出る地下水との闘い、18世紀の要塞部分の出土、工事に携わっていた事務所の倒産など、予想外の出来事が重なったとはいえ、修復費は当初の2億4000万ユーロから3億9000万ユーロへと大幅に膨れ上がり、野党の批判も高まっている。つい最近、今度は現場からアスベストが見付かったというニュースが飛び込んできた。

歌劇場で働く知人がこんなことを話していた。「定年が近い東独出身の団員は『このまま東(の本拠地)に戻ることはないのかな』と悲しがっていますね。一方、この5年の間に、元の劇場を知らない若い団員も入って来ました」
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桟敷席の最上階に行き、天井を見上げた。この改装では天井を5メートルかさ上げすることで、音響効果が改善される予定だ。がらんとした工事現場で、ここに響き渡る音を想像したが、「芸術は長く人生は短し」。現時点で完成予定とされている2017年を、大幅に越えないことを願う。
ドイツニュースダイジェスト 4月3日)


Information
ベルリン国立歌劇場 
Staatsoper Berlin

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1742年、フリードリヒ大王の命により、王立の宮廷歌劇場としてオープンしたドイツでも屈指のオペラ劇場。1992年からダニエル・バレンボイムが終身音楽監督を務めている。2010年秋からの大規模な改修工事に伴い、現在はシャルロッテンブルク区のシラー劇場で公演が行われている。U2のErnst-Reuter-Platz駅から徒歩5分。

チケットオフィス:月~日12:00~19:00(当日券は公演の1時間前より)
住所:Bismarckstr. 110, 10625 Berlin
電話番号:030-20354555
URL:www.staatsoper-berlin.de


国立歌劇場・工事現場ツアー 
Baustellenführung

2014年5月から開催されているベルリン国立歌劇場の工事現場の見学ツアー。人気は高く、1回のツアーの参加人数は20人と限られているため、歌劇場のホームページかチケットオフィスでの予約は必須。参加費は一般15ユーロ(割引10ユーロ。ただし14歳以下は参加不可)。所要時間は約2時間。

開催:毎週日曜と祝日の10:00~18:00にかけて計4回ほど
住所:Unter den Linden, 10117 Berlin
電話番号:030-20354555
URL:www.staatsoper-berlin.de

by berlinHbf | 2015-04-04 10:42 | ベルリン音楽日記 | Comments(1)

ブレヒトの「イエスマン」と「ノーマン」

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「イエスマン」の舞台から。魁人君が「特にハラハラした」と語るシーン ©Paul Green

現在、シャルロッテンブルク地区のシラー劇場で公演を行うベルリン国立歌劇場では、上演が極めて稀な作品に出会えることがあります。5月末、劇場横のヴェルクシュタットという小規模の会場で行われた「イエスマン」と「ノーマン」も、まさにそんな体験でした。

1930年、劇作家のベルトルト・ブレヒトは作曲家のクルト・ヴァイルと共同で、日本の能「谷行」をもとにした「イエスマン(Der Jasager)」を作ります。「教育オペラ」として構想されたこの作品は同年6月、ベルリン・ノイケルン地区のギムナジウムで上演されました。

ある教師が、生徒たちと共に危険な峰越えの旅をすることになります。生徒の中に母子家庭の少年がいて、母親の病気を治す薬を手に入れるため、同行を志願。しかし、山越えの途中で少年が病気で動けなくなると、教師は少年に「このような旅で病気になった者は、谷に投げ込まれなければならない」という習わしを説き、「イエス」か「ノー」かという究極の選択を迫るのです……。

幕が開くと、全員お面とピンク色の衣装をまとった若い男女が、諧謔味(かいぎゃくみ)のあるヴァイルの音楽に乗って現れ、30分程の短いオペラが始まりました(演奏はベルリン・シュターツカペレのメンバー)。

大人の歌手に混じって少年役を演じたのは、木下魁人(かいと)君(11歳)。国立歌劇場の合唱団に所属する日本人の両親を持つ魁人君は、現在ギムナジウムに通いながら、同歌劇場少年合唱団のメンバーとしても活躍中です。「トスカ」の羊飼いの少年役など、すでにいくつものオペラで舞台経験を重ねているだけに、歌唱ぶりは堂に入ったもの。難易度の高い20世紀のドイツ語オペラを暗譜で歌うだけでも大変なのに、弟子たちの肩の上を歩くアクロバティックなシーンまでこなし、谷に落とされる直前では緊迫した演技を見せました。

残酷な結末であることや、谷に落とされる理由が原作とブレヒト作とでは異なることから、初演を観た生徒たちの間で疑問や討論がわき起こり、ブレヒトはその後、結末を変更した「ノーマン(Der Neinsager)」を新たに作りました。彼は2作続けて上演されることを望んだものの、結局ヴァイルがそれに曲を付けることはありませんでした。

この日の舞台を興味深いものにしたのは、休憩の後、1990年になって東独出身の作曲家ライナー・ブレーデマイヤーがブレヒトの原作に曲を付けた「ノーマン」が上演されたことでした。こちらも魁人君が少年役を務め、話の展開はほぼ同じ。しかし最後、少年は新しい認識を示し、助けられるのです。

喝采に包まれた終演後、魁人君に感想を聞いてみました。「歌詞は自然に覚えられたけれど、最初の作品はボーイソプラノ、次はアルトと声の高さが違うので、続けて歌うのは大変でした。3月からリハーサルが始まり、今日が最後の舞台。終わってしまって寂しいです」。

ちなみに、「イエスマン」は1932年に日本でも初演されていますが、このとき少年役を歌ったのは、後に国民的歌手となる藤山一郎さんでした。
ドイツニュースダイジェスト 6月21日)
by berlinHbf | 2013-07-01 22:53 | ベルリン文化生活 | Comments(0)

ヤナーチェクの「死者の家から」@Staatsoper Berlin

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Schlesische Straße in Kreuzberg

10月はいくつもの素晴らしい音楽を生で聴くことができたが、とりわけ忘れがたいのがシュターツ・オーパーで観たヤナーチェクのオペラ「死者の家から」。2日のプレミエに加え、9日、14日と計3回も体験することができた。そのうちの2回は、この公演を聴くのを主目的にはるばるタイの南部、及びニューヨークの近郊からやって来た知人とご一緒した。ワグネリアンなどとは数の上で比べるべくもないけれど、世にヤナーチェキアンなる人たちも確かにいるのだ(笑)。

ピエール・ブーレーズが指揮、パトリス・シェローが演出したこの舞台は、2007年のウィーンのプレミエで大きな評判を呼び、エクス・アン・プロヴァンスの上演をライブ収録したDVDがすでに出ている。今回のベルリンではサイモン・ラトルが指揮をすることが大きな聴きものだった。まず印象的だったのが、劇の開始部分。客席はすでに静まり返っているのになかなか暗くならない。「あれ?」と思っていたら、突然ぱっと暗転してあの鮮烈極まりない序曲が鳴り響く。喉元にいきなり鋭いナイフを突きつけられたような緊張が走った。ラトルは最初から指揮台に待機していたようで、聴衆を一気に劇の中に引き込むのに効果的な演出だったように思う。ここから休憩なしで、全3幕の1時間40分の舞台が始まる。

それにしても、何とも不思議なオペラである。ドストエフスキーの「死の家の記録」を元にヤナーチェクが生涯最後に書き上げたオペラ。登場人物はほぼ男性のみ。政治犯の男が監獄に連れ込まれるところから始まり、最後釈放されるところで終わる。その間、筋だったストーリーがあるわけではなく、明確な主役がいるわけでもない。ただ、主役級の役柄、ルカ、スクラトフ、シシコフの3人による長いモノローグがあり、ここは音楽的にも極めて重要だ。第2幕には、復活祭の日に囚人たちが素人芝居を演じる場面(劇中劇)があり、彼らが喜び騒ぐ様子に、緊張が続くこのオペラの聴き手もちょっとほっとさせられる。全体を通して、男声合唱が担う役割も見逃せない。

このオペラのテーマは何なのだろうか。シェローがベルリンの新聞のインタビューの中で語っていたが、タイトルは「死者の家から」だが、このオペラを観て感じるのはむしろ「生」であり、「生へのエネルギー」である。では、ラストシーンで鷲に託される「自由」が主題かというと、それもちょっと弱い。政治犯の男は、確かに最後「自由」を得るが、そもそもなぜ自由になるかが明らかにされない。彼を解放する監獄の所長は酒で酔っぱらっており、単なる彼の気まぐれで釈放したようにも見える。やはり、この作品のテーマという意味で重要だと思うのは、ヤナーチェクがこの作品のスコアの扉に書いたという「どんな人間にも、神聖なひらめきというのはあるものだ」という言葉、そして集団劇としての側面である。監獄の中での集団生活の中から、ふとしたきっかけからある者が口を開き、身の上を語り始める。彼らは殺人などの犯罪を犯しながらも、それなりの理由があって罪を犯すに至ったのだった。周りの囚人たちは時々茶々を入れながらも、だまって聞いている。それによって、ある感情が集団の中で共有される。そして、1つ1つのモノローグは、お互い無関係なようでいて、どこかつながっている。そこもまた興味深い。シェローの演出では最後、スクラトフとアリェヤの2人が舞台に残され、それぞれ踊り、苦しみもだえながら幕が下りる。物語が終わったという完結感がない。結局ヤナーチェクは、監獄という特殊な状況を主題に選びつつ、それまでのオペラとは全く違う手法で、いつどこにでもある普遍的な人間の姿を描こうと試みたように思える。

驚くべきことに、この特異なオペラをヤナーチェクは73歳の時に作曲したのだった。亡くなる前年の12月、彼は「私の最高の作品かもしれない最新のオペラを仕上げている。血が吹き出そうになるまでに興奮している」と手紙に残しているが、今回のラトル指揮シュターツカペレの演奏は、まさに作曲家自身がこの作品に込めた情熱と興奮が直に伝わってくるすごい演奏だった。歌手では、ルカ役のテノールŠtefan Margitaが特に光っていた。ベテランのHeinz Zednikが老人役で滋味ある表現を聴かせてくれたのもうれしかった。シシコフ役を歌ったRoman Trekelは、正直配役ミスだったか。一本調子で、歌にも色艶が乏しい。ここの音楽全体の中でも特に「熱」を感じる部分だけに残念だ。ただ、このモノローグの最中、舞台裏から静かに聞こえてくる男性合唱は、神聖なまでに美しかった。

3回目の公演では、奮発して最前列の席を買った。ラトルの指揮姿を真横からつぶさに眺められたし、舞台も間近で臨場感が違う。やはり高い席にはそれだけの価値はあるなあと久々に感じた。その公演では言葉にできないほど感激し、終演後シラー劇場の楽屋口に駆け込み、ちょうど車に乗り込むところだったラトルをつかまえて一言二言こちらの気持ちを伝えることができた。ほんの短い間だったけれど、つい先ほどまで渾身の棒を振っていた指揮者本人が目の前にいるのかと思うと、心時めいた。サイモン・ラトルは人の気持ちを全身で受け止めてくれる方だった。

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2007年のウィーンから始まって、エクス・アン・プロヴァンス、ミラノ、ニューヨークなど、世界数カ所で上演されてきたこの舞台も、今回のベルリンが最後だという。シェロー曰く、「これ以上繰り返しても機械的になるだけ」とのこと。確かに演ずる方も聴く方も高い集中力を要求されるし、日常的にそうしょっちゅう観たい作品でもない。今回は連日ほぼ満席だったが、普通なら集客の面でも苦労する演目だろう。

いずれにせよ、ヤナーチェクの作品群の中でも、私にとってはどこか謎めいていた「死者の家から」が、今回の上演を通じて大好きになった。おそらく今後この舞台のDVDを観る時は、音楽と共に2011年という年を思い出すことになるだろうと思う。人間の無力さ、愚かさ、素晴らしさ・・・かつてないほど人間存在そのものを考えさせられた年に、この作品の真価を描き出した舞台に出会えたことに感謝したい。

Musikalische Leitung Simon Rattle
Inszenierung Patrice Chéreau
Künstlerische Mitarbeit Thierry Thieû Niang
Bühnenbild Richard Peduzzi
Kostüme Caroline de Vivaise
Licht Bertrand Couderc
Chor Eberhard Friedrich

Alexander Petrowitsch Gorjantschikow Willard White
Schischkow Pavlo Hunka
Roman Trekel 14|17 OKT
Aleja, ein junger Tatar Eric Stoklossa
Filka Morozow im Gefängnis als Luka Kusmitsch Štefan Margita
Der große Sträfling Peter Straka
Der kleine Sträfling Vladimír Chmelo
Der Platzkommandant Jiří Sulženko
Der ganz alte Sträfling Heinz Zednik
Der Koch Alfredo Daza
Der Pope Arttu Kataja
Skuratow John Mark Ainsley
Tschekunow Ján Galla
Der betrunkene Sträfling Florian Hoffmann
Der junge Sträfling Olivier Dumait
Dirne Susannah Haberfeld
Ein Sträfling in der Rolle des Don Juan und des Brahminen Ales Jenis
Kedril Marian Pavlovič
Schapkin Peter Hoare
Tscherewin Stephan Rügamer
Staatskapelle Berlin
Staatsopernchor

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by berlinHbf | 2011-11-12 23:48 | ベルリン音楽日記 | Comments(7)

コーミッシェ・オーパーの「利口な女狐の物語」新演出

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© Monika Rittershaus

●コーミッシェ・オーパーで「利口な女狐の物語」のプレミエを観てきました。今シーズンでインテンダントの任期が終わるアンドレアス・ホモキの演出。指揮はアレクサンダー・ヴェルデニコフでした。1956年にヴァルター・フェルゼンシュタインによって演出された名プロダクション以来、この作品が同劇場で上演されるのは半世紀ぶりだそうです。

●幕が開くといきなり森番が1人でたたずんでおり、序曲が始まると、いきなり彼の若かりし頃の(?)結婚式の場面になります。どうやら、森番がこれまでの自分の人生を回顧するという設定の演出だったようです。幕が上がってすぐ、コオロギとキリギリスがバレエ音楽を奏でる場面がありますが、2役とも人間の姿。「あれ、動物が出てこないなあ」と思った矢先、舞台が転換してほとんど同じ小屋の舞台装置の上に、今度は動物のマスクをかぶった歌い手がずらりと並んでいるのです。それはメルヘン的というよりは、プログラムに抜粋が載せられていたカフカの「変身」を想起させるような、どこかグロテスクな世界でした。

●少なくともこのオペラの演出の1つの方向性である、「動物がたくさん登場し、子供でも楽しめるメルヘン調の演出」にする意図はホモキにはなかったようです。Verwandlung(変身、転換)というのが1つのキーワードと言えるでしょうか。動物の世界の出来事を全て人間の世界に置き換えており、4面の舞台装置を使って人間界と動物界が頻繁に行き来します。面白かったのは、あなぐま役を兼ねる神父の他、校長に雄鳥役もやらせていたこと。森番、神父、校長が最初から最後まで何度も登場し、自然の悠久さよりも、人生の「苦み」を強調した舞台だったように思います。その中心にいるのがやはり女狐で、男たちを惑わすセクシーな存在として描かれていました。

●全体的に音楽と歌い手たちの動作の連動性は見事でした。いかに緻密に稽古を重ねられてきたことがよくわかります。一方で、間奏音楽に至るまで情報を詰め込み過ぎて、観ていてどうも落ち着かない気分だったのも否めません。ヤナーチェクのオペラの多くは1時間半程度と短く、1幕も30分程度。舞台展開もスピーディーです。元々が動物を主人公にしたオペラなので、限られた時間の中であれもこれも人間界に置き換えようとすると、どうしてもどこか「説明調」になってしまうのです。第2幕の終盤の女狐と雄狐のラブシーンなど、音楽的に重要な部分で肝心の音楽に浸らせてくれない、と感じたこともありました。このオペラの魅力と同時に演出の難しさも感じた次第です。それでも、見どころの多い舞台だったことは確かで、第3幕のクライマックスの音楽ではいつもながら鳥肌が立ちましたね。今夜からシラー劇場で始まる新演出の「死者の家から」も、大変楽しみにしているところです。

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by berlinHbf | 2011-10-03 18:15 | ベルリン音楽日記 | Comments(3)

州立歌劇場の引っ越しの日

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この9月からいよいよ大規模な改装工事が始まったベルリンの州立歌劇場(Staatsoper)。丸3年間に渡る工事期間中は、西側のシラー劇場が仮の本拠地となるのですが、9月19日に行われた引っ越しは、その特別な趣向で話題を集めました。

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それは、州立歌劇場のあるミッテ地区からシラー劇場のあるシャルロッテンブルク地区へ、歌劇場の関係者が船に乗ってやって来るというものです。この日の夕方、船が到着するゴスコフスキー橋に行ってみると、すでに大勢の人々が周辺に集まっていました。そして18時頃、最初の船が着岸すると、周囲から大きな拍手で迎えられ、ベルリン・ドイツオペラの児童合唱団が歌で歓迎しました。シラー劇場はドイツオペラから徒歩10分ほどの距離で、この2つのオペラ劇場はしばらくの間、ご近所同士になるのです。音楽監督のダニエル・バレンボイムと劇場支配人のユルゲン・フリム夫妻が上機嫌で人々の前に姿を現すと、やがてシュターツカペレのメンバーや歌手、合唱団を乗せた計4隻の船も無事到着しました。

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今度はシラー劇場に舞台が移ります。フリムの掛け声で劇場のドアが開くと、待ち受けていた大勢のファンがなだれ込みました。“Kleine Nachtmusik”と題した入場無料のコンサートが皆さんのお目当てだったのですが、あまりの人混みで座れない人が続出。急遽舞台上にも椅子が組まれることになりました。その間、フリムが司会者となって開演までの間をもたせたのですが、そこで彼が始めたのが「劇場最初のリハーサル」。あるフレーズをお客さん全員に朗読させたり、上と下の階で分けてブラボーとブーイングを大音量で交互にさせたりと、この「音響チェック」により、演奏が始まる前から舞台の盛り上がりは最高潮に達しました。

やがて、シュターツカペレがバレンボイムの指揮で、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を華やかに奏でると(サプライズでバレンボイムのピアノのアンコールも)、この歌劇場のお馴染みのソリストたちが数曲ずつアリアやリートを、そして最後は専属の合唱団が「カルメン」や「タンホイザー」などから壮麗な歌を歌い上げました。

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シラー劇場の前で入場を待ちわびる人たち

改装されたばかりのシラー劇場は、元々は演劇用の劇場のため客席がやや窮屈に感じられたものの、音響はなかなかのものです。今シーズン最初のプレミエは、先日惜しまれつつこの世を去った舞台・映画監督クリストフ・シュリンゲンジーフ演出の『メタノイア』。州立歌劇場の新しいシーズンから目が離せません。www.staatsoper-berlin.org
ドイツニュースダイジェスト 10月8日)

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by berlinHbf | 2010-10-11 23:34 | ベルリン音楽日記 | Comments(6)

101回目の「サロメ」

●StaatsoperのR.シュトラウス「サロメ」(クプファー演出)は、1998年3月に私が初めてベルリンに来た時に観た演目。その時指揮をしたのが一昨年亡くなったホルスト・シュタインだったので、余計に懐かしい。今シーズンもプログラムに入っていて、アイスランドの火山噴火から2日後の公演を観た。

●開演前にアナウンス。予定の指揮者がスペインからベルリンに飛べないため、Julien Salemkourに急遽交代。歌手の中にはロシアからバスと鉄道を乗り継いで来た人もいたと紹介され、お客さんからは大きな拍手が。何はともあれ、この状況下で公演が実現しただけでもありがたかった。

●舞台の3分の1が見えない8ユーロの席だったけど、充実した公演だった。何といってもタイトルロールのアンゲラ・デノケ!以前観た「バラの騎士」のマルシャリン役の気品ある佇まいが印象に残っているが、役柄的に全くの正反対という以上のサロメも歌うとは。サロメに必要な妖艶さをしっかり出しながら、知的な部分でのコントロールもしっかり取れていて、オケとのバランスも最高だった。「7枚のヴェールの踊り」では本当に脱いでしまい、その体当たりの演技にもびっくり。

●シュターツオーパーは来シーズンから大規模な改修工事に入ってしまうので、この古い演出の「サロメ」を観るのも最後かもしれない(プログラムによると、1979年6月のプレミエからこの日が101回目の公演)。改修後は、10ユーロ以下でオペラが観られる3.Rangの天井桟敷はどうなるのだろう。歩く度にギイギイ鳴る木の床とか、劇場内の独特のにおいとか、空調がないため聴衆の熱気でむんむんしてくるあの空気の悪さとか、劇場がきれいになる代わりにこういったものが失われるのを、少し寂しく思う。

Musikalische Leitung: Julien Salemkour
Inszenierung: Harry Kupfer
Bühnenbild und Kostüme: Wilfried Werz

Herodes: Reiner Goldberg
Herodias: Renate Behle
Salome: Angela Denoke
Jochanaan: James Rutherford
Narraboth: Marcel Reijans
Page: Andrea Bönig

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by berlinHbf | 2010-04-24 20:50 | ベルリン音楽日記 | Comments(4)

コーミッシェ・オーパーのオペラ『リア王』

ドイツ代表GKのロベルト・エンケ選手の自殺は、ドイツ全土に大きな衝撃を与えました。私もショックを受けた1人だったのですが、そんな折、新聞に掲載された演出家ハンス・ノイエンフェルスのインタビュー記事が目に留まりました。

「人生はショーではない。演劇もまたそうで、人間という存在の孤独さを表現することにかかっている。我々は人生での失敗や無能、ばかばかしさを認めてやらなければならない。それは、ロベルト・エンケの生と死にも関わるものだ」。

このインタビューを読んで、彼が演出する現代オペラ『リア王』を観てみたくなり、11月22日のプレミアに足を運んで来ました。

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冒頭のシーンより。うごめく虫に象徴されるものは?
© Wolfgang Silveri


1978年に初演されたアリベルト・ライマン作曲の『リア王』は、シェークスピアの原作をかなり忠実にオペラ化した、今も歌劇場のレパートリーに残っている数少ない現代オペラの1つです。幕が開くと、極めてシンプルな舞台が現れ、椅子に並んで座った登場人物がこちらを見つめています。背後には無数の小さな虫がうごめく映像。老リア王が、領土を象徴する自分のマントを引き裂いて、娘たちに与えるところから悲劇が始まります。

挑発的な演出で知られるドイツ人演出家ノイエンフェルスは、数年前モーツァルトのオペラ『イドメネオ』でムハンマドの首が登場する場面をめぐり、社会的な論争の的になりました。

しかし、この『リア王』では、スキャンダラスなシーンは皆無でした。不協和音を駆使した音楽に力があるため、テキストと音楽が生み出すドラマに忠実に舞台を組み立てている印象を受けました。そこから浮かび上がってくるのは、安定した社会構造から放り出され、娘にも裏切られたリア王のすさまじいまでの孤独感でした。並行して描かれるグロスター伯爵の悲劇と、カウンターテノールで歌われるその息子エドガーの悲痛な叫びも、生きることの深淵を見るかのようなすごみがありました。

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リア王とそれに寄り添う道化師
© Wolfgang Silveri


「個人の力を信じたヴェルディは『リア王』を音楽化しようとしなかった、できなかった。でも、20世紀のカタストロフィーを知るライマンは、愛、信頼、友情のいずれとも切り離された孤独な人間存在を描くことができた」(ノイエンフェルス)。今年73歳の作曲者ライマンは、カーテンコールの最後に登場し、熱狂的な喝采を浴びていました。現代作品特有の難解さはあまりなく、原作の『リア王』の筋さえ知っていれば、きっと何らかの発見がある舞台だと思います。

コーミッシェ・オーパーでは最近、全座席に字幕システムが導入され、英語かドイツ語の字幕を選べるようになりました。シンプルで使い勝手がよく、鑑賞する上で大きな手助けになってくれることでしょう。今後の上演は12月18、27日、1月17日。
ドイツニュースダイジェスト 12月11日)

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by berlinHbf | 2009-12-12 11:27 | ベルリン音楽日記 | Comments(3)

最近のコンサートより -インバル、アントニーニ、フィガロ etc-

今年に入ってどうもゆっくりブログを更新する余裕がないまま、2月ももう終わりに近づいた。記憶から遠ざからないうちに、最近聴いたコンサートの印象をざっとまとめておこうと思います。

昨年異常なまでにテンションの高いショスタコーヴィチを聴かせたインバル指揮コンツェルトハウス管は、今回はブルックナーの交響曲第2番を演奏(1/10)。初めて生で聴いたブル2がなかなかいい曲で、2楽章終盤での波一つ立たない湖の水面のように静まりかえった部分には思わず息を飲んだ。フィナーレの高揚感も格別。1月はブロムシュテット&DSOの3番、小澤&ベルリン・フィルの1番となぜかブルックナーの初期交響曲が続いたが、残念ながらいずれも聴き逃してしまった。コンツェルトハウスで他に聴いたのは、フォーグラー四重奏団(ベートーヴェンの第14番とリーム)、Georg Schmöhe指揮コンツェルトハウス管の《カルミナ・ブラーナ》。

生誕200年のメンデルスゾーン関連では、アンサンブル・ライプチヒ=ベルリンによる弦楽八重奏曲のみを集めたプログラムを聴く(2/2)。ベルリン・フィルとゲヴァントハウス管のメンバーが中心だけに、両名門オケを凝縮したような深い響きが印象的。お目当てのメンデルスゾーンのオクテットは後半やや躍動感に乏しく、立派ではあるが自分好みの演奏ではなかった。むしろ、前半に演奏されたNiels Wilhelm Gadeというデンマーク人作曲家のオクテットが意外な発掘。メンデルスゾーンの同時代人で、ライプチヒで一緒に仕事もしていたそうで、作風が瓜二つなのだ。他にショスタコーヴィチの「2つの小品」。明日26日は、ヤノフスキ指揮ベルリン放送響が大曲《パウルス》を演奏するので、なんとか聴きに行きたいと思っているが・・・。

理屈抜きで楽しかったのは、古楽界の雄ジョヴァンニ・アントニーニがベルリン・フィルのアカデミー生から成るオケを振ったコンサート(1/20)。ヘンデルの「コンチェルトグロッソ」とハイドンの連作交響曲《朝・昼・晩》の組み合わせ。もうただただ最高!全席8ユーロで聴けるというのに、客入りがいまひとつだったのが本当に残念だった。昨年、手兵のイル・ジャルディーノ・アルモニコを連れて来た時は満杯だったのに。やはりネームヴァリューというのは大きいのか。

オペラでは、先週末に観たコーミッシェの《フィガロの結婚》の印象が強い。時期首席演出家コスキーの演出で、プレミエからもう何年も経っているが、細部までよく練れている。何より第1幕のドタバタ劇を、あれほどシンプルかつ狭い空間の中で演じ切ることができるのがすごいと思った。3幕は逆に舞台の奥まで空間がたっぷり使われ、「りんご」「ユダヤ人の結婚式」などびっくりするような演出に目が釘付けとなった。3月7、27日、4月13日に再演があるので、おすすめです。

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by berlinHbf | 2009-02-25 23:57 | ベルリン音楽日記 | Comments(0)

ベルリン・ドイツオペラの《利口な女狐の物語》

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Bernd Uhlig (c) 2002

最近観た中では、クリスマスの《くるみ割り人形》や大晦日のベルリン・ドイツ響とイタリアのサーカス団によるジルベスターコンサートも大変楽しめるものだったのですが、ここで書くにはやや賞味期限切れの感があるので、今年最初に観たオペラの話でも。ベルリン・ドイツオペラの《利口な女狐の物語》です。

ヤナーチェク作曲のこの愛すべき作品については、先月ネットで観られるパリ・オペラ座の上演でご紹介しましたが、あの後日本在住の何人かの方から「どうしてもネットにアクセスできない」とのメールをいただきました。どうやら日本からのアクセスが何らかの事情(もしくは意図)によりブロックされていた模様。詳しい背景はわかりませんけど、大変残念に思いました。

劇場の入り口の中に入ると、にぎやかな子供たちの群れが目に飛び込んできます。どうやら学校の授業の一環で引率の先生と聴きに来ていた模様。確かに教育用のオペラとしては、動物の着ぐるみがたくさん出てくるなど親しみやすい面はありますが、このオペラの思想はなかなか深いものがあるし、劇中の3人の中年男に見られる人生の悲哀なんて子供にはわからないだろうなあという思いも。途中で飽きて騒ぎ出すんじゃないかと正直ちょっと心配でした。

演出はカタリーナ・タールバッハ(Katharina Thalbach)。もともとは東ベルリンの出身の女優なんですが、1976年のヴォルフ・ビアマンの市民権剥奪事件に反抗して西側に移住したという、なかなか興味深い経歴を持つ人物です。昨年Bar jeder Vernunftというカバレット劇場の"Zwei auf einer Bank"という音楽劇でこの人のことを知り、そういえばその前の年に観た、映画「Du bist nicht allein」(旧東ベルリンの高層アパートの日常を好タッチで描いた佳作)で中年夫婦を演じていたことも思い出しました。 まさかヤナーチェクのオペラまで演出する人だとは。

この日はまずローター・ツァグロゼク指揮のオケがよかったです。透明感のあるアンサンブルが保たれつつも、2幕以降は時おり匂い立つような官能的な響きも聞こえてきて、ヤナーチェクが紛れもなく20世紀の作曲家なのだということを改めて思いました。タールバッハの演出は、先日のパリのに比べるとやや説明調で子供受けを狙ったところも感じなくもなかったですが、作品のよさを素直に味あわせてくれたし(ラストシーンではやはり泣いてしまう)、びっくりしたのは子供たちが最後まで静かに聴いていたこと(途中で休憩を挟まないのもよかったかも)。カーテンコール中は大歓声で、客入りはあまりよくなかったけれど、大変後味のいい舞台でした。

YouTubeに《利口な女狐の物語》のアニメ版を発見(BBC製作。演奏はケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ響)。これ、前から一度観てみたかったんです。

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by berlinHbf | 2009-01-11 15:08 | ベルリン音楽日記 | Comments(4)

パリ・オペラ座のヤナーチェク《利口な女狐の物語》

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音楽好きの知人から、「今ネットでこういうものが観られるよ」と教えてもらった情報より。この秋にパリのオペラ座(バスティーユ)で行われた、ヤナーチェクのオペラ《利口な女狐の物語》の舞台が12月末までパリ・オペラ座のサイトから無料で観ることができます(ページ中ほどのaccédez à la vidéoをクリック。英語字幕付きも選べます)。

一般的にはあまり知られた作品ではないかもしれませんが、これは人間と動物の生命の流転をテーマにした私の大好きなオペラの一つ。このパリの演出では、最初の序曲の裏で演じられるパントマイムとラストシーンでのそれとが見事な円環、対をなしており、もう一度最初のシーンを見直してみて、はっとさせられました。視覚的にも大変美しい舞台で、特に女狐役のソプラノ歌手がチャーミング。1時間半の作品なので、忙しい現代人にもちょうどいい長さだし、晩年のヤナーチェクが描いたあの壮大にして感動的なフィナーレをぜひ味わっていただきたいです。

期間限定とはいえ、こういう最新の上演がネットで(しかも音質・画質ともかなりのクオリティーで)観られるというのはありがたい時代になったものだと思います。

もしこのオペラに興味を持たれたら、今月17日からベルリンドイツ・オペラでの上演があります(指揮:ローター・ツァグロゼク、演出:カタリーナ・タールバッハ)。日本ヤナーチェク友の会が出しているこのオペラの対訳本も、大変丁寧な作りでおすすめです。

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by berlinHbf | 2008-12-11 00:51 | ベルリン音楽日記 | Comments(5)

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