ベルリン-東と西が出会う場所。ドイツにありながらドイツではない町。歴史の影に彩られた栄光と悲運の世界都市。そんなベルリンの奥深い魅力をリアルタイムでお届けするブログです。Since 1. August 2005


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中村真人 (Masato)
神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、2000年よりベルリン在住。ベルリンの映像制作会社勤務を経て、現在はフリーのライター、ジャーナリスト。


ベルリンガイドブック
「素顔のベルリン」増補改訂版
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(Amazon、全国各書店にて発売中)

本書は2009年10月発行「素顔のベルリン」の増補改訂版です。2013年に改めて新規取材を行い、データを更新。レストランやショッピング、コラムなどのページも増量し、より充実したガイドブックに生まれ変わりました。

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豊富なビジュアルとドイツ語フレーズを楽しめる1冊。基本のあいさつ表現から、街にまつわるドイツ語豆知識まで、ガイドブックとともに旅に役立つ会話集です。




『素顔のベルリン 過去と未来が交錯する12のエリアガイド 』
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地球の歩き方シリーズ初、待望のベルリンガイドブック誕生!比類なき歴史を抱えつつ、明日へ向かって日々進化し続ける首都ベルリン。「ドイツで最もドイツらしくない」といわれるこの町の知られざる魅力を、現地在住著者が12のエリアにわけて徹底紹介。


現在のトップ画像は、ベルリン在住のイラストレーター、高田美穂子さんによるオリジナル作品です(詳しくはこちらより)

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発掘の散歩術(49) -シュタウフェンベルクと抵抗運動の人びと-

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抵抗運動の記念碑が置かれるベンドラーブロックの中庭

ポツダム広場から近い文化フォーラム地区の裏手に、シュタウフェンベルク通り13番地はある。大きなホテルに面した表通りはいつも雑然としているが、一歩中庭に入ると、そこは木陰に涼しい風が吹き抜け、静けさが支配している。

ベンドラーブロックと呼ばれるこの場所には、かつてドイツ陸軍最高司令部があった。1944年7月20日、クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐は、東プロイセンの総統本営でヒトラー暗殺を試みたが、あと一歩というところで失敗に終わり、翌日未明、ほかの同士と共にこの場所で銃殺された。

あれから70年が経った日、現在はドイツ連邦国防軍の敷地であるこの中庭で、連邦政府による追悼式典が行われた。抵抗運動に携わった人々は、今でこそ「自らの良心に従った勇気ある者」とドイツの国内外で称えられているが、ガウク大統領は演説の中で、「1950年代当時、シュタウフェンベルクとその同士は『国への裏切り者』として家族に中傷が及ぶこともあった」と、彼らの名誉回復に至るまでの長い道のりについても言及した。また、東ドイツの反体制派の牧師だったガウク氏らしく、東独ではもっぱら共産主義の抵抗運動にのみ焦点が当たっていた「偏り」にも触れた。

この節目の年、ベンドラーブロックに面したドイツ抵抗運動記念館の展示内容が一新され、私は先日訪れた。

展示は18のカテゴリーに分けられている。戦時中シュタウフェンベルクの執務室があった部屋では、7月20日の事件について詳しく紹介され、1939年にミュンヘンでやはりヒトラー暗殺を試みたゲオルク・エルザーについても、大きく焦点が当てられるようになった。それ以外にも労働運動、キリスト教徒、芸術家、若者、ユダヤ人、少数民族のシンティ・ロマなど、様々な立場からの抵抗運動が取り上げられているのが特徴だ。ナチスへのレジスタンスが社会の幅広い層から生まれ、多様な広がりを見せていた様子が分かる。

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ドイツ抵抗運動記念館の様子。手前に写っているのはゲオルク・エルザー。奥にシュタウフェンベルクの執務室があった

ミュンヘンの学生による抵抗運動のグループ「白バラ」は、映画『白バラの祈り』などでご存知の方も多いだろう。彼らは1942~43年に掛けて、6種類のビラを作成し、配布した。「白バラ」の展示室には、彼らが実際に配布したいくつかのビラのコピーが置かれていた。「全ドイツ人への訴え」と題された5枚目を手に取ると、「あなた方の心を被っている無関心というマントを引き裂きなさい!」というシンプルなメッセージが心に突き刺さった。

ガウク大統領の演説を改めて読んでいたら、こういう箇所に出会った。「例えば、ユダヤ人を1日だけでもかくまったり、逃げ道を提供した。発禁とされた本をほかの人に回した。強制労働をさせられていた人にパン一切れをこっそり渡した。そういった小さな行為が、大きな抵抗運動よりも重要さにおいて劣るというわけではなかったのです」。

社会を覆う不寛容から目をそらさず、民主主義の精神を守るために、ささやかでも実行できることはないかと問うてみる。それこそが、私たちが過去から学ぶべきことではないか。
ドイツニュースダイジェスト 8月1日)


Information
ドイツ抵抗運動記念館 
Gedenkstätte Deutscher Widerstand

1952年、ヒトラー暗殺計画に携わったフリードリヒ・オルブリヒト大佐の未亡人が同席して、記念碑の定礎式が行われた。89年に現在の場所に記念館がオープンして以来、今回が3度目のリニューアルとなる。多くの部屋には、オリジナルの資料のコピーが用意され、1部10セントで入手できる。パネル説明は独英表記。入場無料。

オープン:月〜水、金9:00〜18:00、木9:00〜20:00、土日祝10:00〜18:00
住所:Stauffenbergstr. 13-14, 10785 Berlin
電話番号:030-26995000
URL:www.gdw-berlin.de


プレッツェンゼー記念館 
Gedenkstätte Plötzensee

1933~45年に掛けて、ナチスに抵抗した国内外の2891人が処刑された場所。現在は記念館として一般に公開されている(本誌902号(2012年1月20日発行)でも紹介)。44年7月20日のヒトラー暗殺計画に関わった89人もここで絞首刑に処された。123番バスの同名のバス停から徒歩3分ほど。こちらも入場無料。

開館:(3〜10月)毎日9:00〜17:00、(11〜2月)毎日9:00〜16:00
住所:Hüttigpfad, 13627 Berlin
電話番号:030-3443226
URL:www.gedenkstaette-ploetzensee.de
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さて、バタバタした中ですが、これから日本に飛びます。8月を日本で過ごすのは本当に久々です。楽しみな反面、しばらく体験していない真夏の猛暑に耐えられるのか若干の不安もありますが・・・。皆さま、どうぞよい夏をお迎えください。

by berlinHbf | 2014-07-31 10:03 | ベルリン発掘(西) | Comments(1)

東京新聞7月27日(日)朝刊「写真家 古屋誠一インタビュー」

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文章を書く仕事をしている関係からか、ベルリン在住の特派員の何人かの方とお付き合いがあります。皆さん取材で飛び回っていることが多いので、頻繁にというわけではないものの、時々食事などをご一緒しながら仕事や旅、好きな本の話などをしては、刺激を受けています。

東京・中日新聞の宮本隆彦記者も親しくさせていただいている一人。昨年の春頃だったか、近所の中華のお店でお会いした際、宮本さんがある写真家のノンフィクションについて熱く語っていました。それが、『メモワール 写真家・古屋誠一との二〇年』(小林紀晴著)という本でした。宮本さんは、学生時代にたまたま古屋誠一という写真家の作品に出会って以来、興味を持っているのだとか(私は正直それまで知りませんでした)。今年に入って、宮本さんからこの本を借りて読んだのですが、これまで味わったことのないような読後感の残る本でした。古屋誠一は若い頃に渡欧し、そこでオーストリア人のクリスティーネと出会い結婚します。しかし、やがて彼女は精神を病み、1985年10月、当時古屋の仕事の関係で滞在していた東ベルリンの高層アパートから飛び降りて自殺を遂げます。古屋はクリスティーネとの8年間を克明に記録し続け、『Mémories』と題した写真集をこれまで何冊も発表してきました。詳しい内容についてここではこれ以上触れませんが、「人はなぜ撮るのか、作品を残そうとするのか」という表現の根幹にも問いを投げかける、ある種の衝撃を受けたノンフィクションでした。
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6月頭、私の友人の写真家のTwitterで、古屋さんの新しい写真集のプレゼンテーションがポツダム通りのThomas Fischerというギャラリーで行われることを知り、宮本さんを誘って出かけてきました。古屋さんはこのイベントのために自宅のあるオーストリアのグラーツからやって来られたそうですが、ご覧の通りの大盛況。キュレーターとのトークセッションでは、作品が生まれた経緯などを流暢なドイツ語で語っていました。

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この新しい写真集のタイトルは『Staatsgrenze 1981-1983』。「国境」という意味です。1981年から83年にかけて、古屋さんは家族を連れてオーストリアとの国境線に沿って車で走り、記録に収めました。新作と言っても30年以上前に撮影された作品をまとめたものですが、長年Mémories』に取り組んできた古屋さんにとって、新たな一歩となる作品となったようです。

宮本さんは当初、「せっくの機会だから名刺だけでも渡せたら」というぐらいの気持ちだったそうですが、イベント終了後古屋さんに挨拶した際、インタビューの打診をしたら快く応じてくれ、その2週間後にはもうグラーツに飛んでいました。インタビューの翌日、宮本さんから届いたメールには、古屋さんの自宅にまでお邪魔して計5時間ぐらい話を伺ったことに加え、「当然、小林紀晴さんの『メモワール』の印象に引っ張られていたわけですが、 (今回のインタビューで)それが修正されるような部分もありました」と書かれており、私もその中身が気になっていました。実は先週、久々に宮本さんに会って今回の話を聞く予定だったのですが、ウクライナの旅客機撃墜事件で宮本さんは急遽ウクライナに飛ぶことになり、約束は流れてしまいました。

明日7月27日(日)の東京新聞の朝刊に、宮本記者による「古屋誠一 ロングインタビュー」が掲載されるそうです。以上のような経緯から、私もどんな内容なのか全然把握していないのですが、興味深いインタビューになっているのは間違いないので、ここでご紹介しようと考えた次第です。ご興味がありましたら、ぜひ明日の東京新聞を手に取っていただけたらと存じます。

by berlinHbf | 2014-07-26 11:41 | ベルリンの人々 | Comments(0)

Fête de la Musique体験記

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筆者が出演したフルート・アンサンブル。入場無料、ギャラなしがこの音楽祭の基本ルール ©Gerrit Wegener

「フルート・カルテットを組んで、
Fête de la Musiqueに出てみない?」。春のある日、フランス人とドイツ人の両親を持つ友人がふと言いました。彼女は、ベルリンのアマチュア・オーケストラで何度も一緒に演奏したことがある音楽仲間。私はこの「フェット・ドゥ・ラ・ミュージック」のことを何も知らぬまま、ほかのメンバーと定期的に集まってフルート四重奏の練習をすることになりました。

「音楽の祭典」を意味するこの音楽祭は、1982年にフランス文化省の提唱によって産声を上げました。「音楽はすべての人のもの」という基本精神に則り、プロ、アマ、老若男女問わず誰でも無料で参加できるのが特徴で、夜が1年で最も短い夏至の6月21日に毎年開催されます。人気の高まりとともに海外にも広まり、今やドイツだけでも45都市で開催されているそうです。

さて、迎えた6月21日の遅い午後、私たちは自転車に乗って地下鉄のシェーネベルク市庁舎駅の前に集まりました。この日の16:00から22:00まで、ベルリン市内の公共の場(街路、広場、公園など)であれば、基本的にどこでも事前申請なしに演奏して良いことになっています。

風がやや強かったので、譜面を洗濯バサミで留めて演奏開始! 正直なところ、「人通りがそれほど多くない街路で演奏して、聴いてくれる人がいるのだろうか」と若干心配していたのですが、自転車に乗った人やベビーカーを押した人たちが自然と足を止めて耳を傾けてくれました。私たちが演奏したのは、スメタナの「モルダウ」やメンデルスゾーンの「夏の夜の夢」(まさに夏至の夜がテーマの音楽!)のスケルツォなどクラシック作品から、「カリニョーゾ」「カーニバルの朝」といったブラジル音楽まで。最後はスピード感のある「熊蜂の飛行」を吹き終えると、お客さんが大きな拍手を送ってくれました。

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地下鉄のシェーネベルク市庁舎駅前にて ©Gerrit Wegener

続いて自転車に乗ってアイゼナハ通りへ。使徒パウルス教会の前の広場が次の「舞台」です。近くの公園にいた親子連れなどが足を止めてくれ、良い雰囲気になってきたのですが、突然強い雨が降り出しました。教会の方の厚意で中にしばらく避難させていただき、その後、肌寒い中なんとか最後まで吹き切りましたが、私たちの舞台はここで終了。近くのレストランで祝杯を挙げました。

この日はワールドカップのドイツ対ガーナ戦やCSD(同性愛者のパレード)もありましたが、ベルリンの多くの街角で無料コンサートが行われ、人気バンドの「エレメント・オブ・クライム」が登場したクロイツベルクのオラーニエン広場には、3000人以上ものファンが集まったそうです。私自身、コンサートホールや教会で演奏するのとはひと味違う、音楽の喜びを味わった1日となりました。
www.fetedelamusique.de
by berlinHbf | 2014-07-21 00:13 | ベルリン音楽日記 | Comments(1)

WM 2014 Finale ドイツが優勝した夜

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少し時間が経ってしまいましたが、この日の出来事はやはり書き記しておこうと思います。7月13日のワールドカップ・ブラジル大会の決勝戦は、友人何人かとプレンツラウアー・ベルクにある昔のビール醸造所(現在はKulturbrauerei)の中庭のパブリックビューイングで観ることになりました。考えてみたら、旧東側のこの辺りで、サッカーの大きな試合を観たことはこれまでほとんどなかったかも。3ユーロの入場料を払って中に入ると、意外にもアルゼンチンのサポーターが歌っては騒ぎ、すでにかなり盛り上がっています。しかし、激しい雨が降り止まず、ビールやソーセージを買いに行くのも一苦労でした。

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幸運なことに、21時のキックオフの頃には、雨がピタリと降り止みました。その頃までにファンの押し寄せる波はとどまることなく、中庭も、その隣の屋内のホールもぎっしりの状態で、ほとんど身動きが取れないほど。そんな中で、ついにドイツ対アルゼンチンの決勝戦が始まりました。

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試合の方は、すでにご存知の通り、一進一退の緊迫した展開となりました。ボールの保有率はドイツの方がずっと上回るものの、アルゼンチンの守備は堅固で、逆にカウンター攻撃であわやというヒヤヒヤする場面も何度か。準決勝のあのブラジル戦の後だけに、決勝戦にふさわしい好ゲームになったのをうれしく思いましたが、時間が経つにつれて、先制点が勝敗をほぼ決するに違いないというキリキリするような空気が周囲を包み込んでいきます。それにしても、この人ごみの中で、ずっと立って観戦するのは、なかなか大変なもの。ハーフタイムのときに移動した際、友達とははぐれてしまうし、周囲からはタバコの煙が立ちこめてくるし、トイレに行く人が後ろを通り過ぎる度に足を踏まれるしで、正直「早く試合が決まってくれないかなあ」との思いもじわじわと高まりました^^;)。

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そして延長後半のマリオ・ゲッツェのゴールが決まった瞬間、周囲は大騒ぎに!私はドイツを応援していたのでもちろん嬉しかったけれど、一緒に騒ぐというよりは、「写真を撮らなきゃ」という意識がすぐに自分を突き動かしたのがなんだかおかしかったです。

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そこから10分弱の残り時間、会場は大合唱に包まれます。アルゼンチン最後のチャンスで、メッシのフリーキックが大きくバーの上を越えた時点で勝負は決まりました。ドイツが24年ぶりにワールドカップを制した瞬間をベルリンで見届けることができました。

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主将のフィリップ・ラームがワールドカップを掲げる瞬間まで見た後、エバースヴァルダー通りの駅の方へ歩くと、駅周辺にはすでに歓喜の輪ができていました。地下鉄は走っているのかわからない状態だったので、このまま歩いてSバーンの駅まで歩くことに。私たちの前をアルゼンチンサポの女の子たちが大声を出しながら歩いており、向かってくるドイツ人とすれ違ったときに、彼らから「キミたちは2位だけど、それもまたすごいことだよ!」なんて風に声をかけられる姿も。

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Sバーンの電車を待つ間、電光掲示板を見ると、早くも"Wir gratulieren dem Weltmeister Deutschland."(ドイツ、世界チャンピョンおめでとう)の文字が・・・。

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帰りの地下鉄は、かつてドイツで体験したことのないほどの乗車率。息が詰まりそうだった^^;)。もちろん車内もどんちゃん騒ぎの様相。

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ファンの多くは、ツォー駅とその隣のクーダムで降りて行きました。この日は夜通しお祭り騒ぎとなったようです。

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翌日の地元紙Berliner Zeitungの第1面

2000年にドイツに来て以来、サッカーの大きな大会では、日本の次にドイツを応援してきたので、ドイツがワールドカップで優勝したら一体どんな気持ちになるのだろうとずっと思っていましたが、いざこのような状況になったとき、不思議なことに、心の底からうれしいという感情ではありませんでした(結局のところ、日本人の私は、日本が優勝する以上に対象を自己に投影させて喜ぶことはできないのかも、などと思ったり・・・)。

それでも、「ドイツが今大会で優勝して本当によかった」という思いは、数日経ったいまも、自分の中でじわじわとこみ上げています(その気持ちは、一昨日優勝チームの凱旋パレードを見に行ったときに決定的になりました)。何より、ドイツの選手がピッチを躍動する様はとても魅力的で、単に強いだけでなく、ガーナ戦やアルジェリア戦を始めとして名勝負にも事欠きませんでした。

試合翌日、ドイツ人の友人から短いメールをもらいました。「何という決勝だっただろう。まだ高揚感が覚めやらない」。2002年の日韓大会以来、ドイツが優勝に近づきながら、あと一歩のところで負ける試合を何度も一緒に見ては、苦杯を共有してきた友人です。彼はこれまでもことあるごとに、ドイツが3度ワールドカップを制したことを誇らしげに語っていました。不思議なことに、これまでの3度の優勝は戦後(西)ドイツの歴史の節目と重なり合います。そして今回、東西ドイツが統一してほぼ四半世紀経った年に、4つ目の星が加わった。この国でもっとも人気の高いスポーツであるサッカーの代表チームが大きな成果を残したことは、統一ドイツの歴史において大きな意味を持つものとなるのでしょう。決勝戦の後、イビチャ・オシム氏はこう語っていました(元記事はこちら)。
さらに今回のドイツは「多民族性」がある。東欧系やトルコ系、アフリカ系の選手が入り、従来のドイツにはなかった要素が加わる。ある意味でドイツ人以上にドイツ人らしく成長し、ドイツ代表の新しい姿を象徴している。このような多民族性は差別が強い社会では不可能だ。ドイツの移民政策が安定し、社会が成熟して可能になった。
今日になって、祝勝会のときの「ガウチョ・ダンス」のニュースを読み、少し考えもしましたが、オシム氏の言葉は外国人としてこの国に住む私にもある程度実感として理解できるので、ここに引用することにしました。フットボールというシンプルなスポーツが、社会を反映し、また社会に活力をもたらしうることを体感した今大会でした。日本の代表チームにとっては、悔しさや挫折感ばかりが残る結果となってしまいましたが、ここから何を学び、将来の糧にできるか。今後に注目したいと思います。

by berlinHbf | 2014-07-17 12:36 | サッカーWM2006他 | Comments(5)

WM 2014、今晩決勝戦!

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Pariser Platz (2014-07-13)

お昼頃、ブランデンブルク門周辺を歩いたら、ドイツのユニフォーム姿のファンの姿をたくさん見ました。早くもかけ声を掛けながら歩く人も少なくありません。ワールドカップ・ブラジル大会は今日で33日目。大会を「当事者」として楽しめる権利を得たのは、ついにドイツとアルゼンチンの人々に絞られたのだなあという思いを抱きました(もちろん、そのおこぼれ?に預かる私なども、今晩は最後まで楽しみたいと思っています^^)。

大会期間中、ブランデンブルク門の西側(Fanmeil側)に特設ステージが置かれているのは変わらずですが、今日は門の東側の囲いの中にメディアの車がぎっしり駐車していました。広場には政府関係と思われる黒塗りの公用車が何台も並び、やはり普段とは様相が違います。もっとも、国の「主」であるメルケル首相とガウク大統領は揃ってブラジルに飛び、ここにはいないはずですが^^;)

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今日は日曜日。一般のお店は閉まっているので、休日も営業しているフリードリヒ・シュトラーセ駅内のスーパーの前には長蛇の列!入場制限がかけられているほどでした。皆さん、ここで飲み物などを調達して、それぞれの観戦場所へと出発するわけです。駅構内やホームのあちこちで歓声が飛び交っていました。

いよいよドイツ時間の21時、マラカナン・スタジアムに決戦のホイッスルが鳴り響きます。好試合を期待しましょう!

by berlinHbf | 2014-07-13 18:01 | サッカーWM2006他 | Comments(2)

WM 2014「ブラジル 1-7 ドイツ」の衝撃から一夜明けて

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まさに衝撃的な夜でした。準決勝のブラジル対ドイツ、私はクロイツベルクのとあるレストランで観戦しました。ドイツが先制すると周囲の人々と一緒に歓喜の声を上げましたが、怒濤のゴールラッシュが始まると、何か信じられないものを見ているようで、しばらく食事が喉を通らなくなってしまったほど。「当事者」でないにも関わらず、日本が敗退した時のショックなど一瞬で吹き飛んでしまいました。まったく、ブラジル国民のショックはいかばかりか・・・。

サッカーは好きでそれなりに観てきましたが、こんなセンセーショナルな出来事は人生でもそうそう(?)ないので、今日の新聞を何紙か揃えてみました。まず、Berliner Zeitungは、ワールドカップ通算得点記録を更新したFWのミロスラフ・クローゼの写真を大きく掲載。

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Berliner Morgenpostは、第一面で全ゴールを写真で紹介。見出しは「ベロオリゾンテの奇跡」。

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そして、大衆紙のBerliner Kurierの見出しは、「ベルリンの皆さん、今日のこの新聞を自分の孫のために買ってあげてください!」(「いつか自分の孫にこの日のことを語り継いであげて!」みたいなニュアンスでしょうかね)。歴史的な勝利から興奮覚めやらない様子が伝わるでしょうか。

ドイツとブラジルは、2002年の日韓大会の決勝戦でぶつかっており、周知の通りその時はブラジルが2対0で勝っています。以降、ドイツは準決勝まで進出するものの、その度に苦杯を嘗めてきましたが、ついに24年ぶりの世界王者への道が大きく開かれました。日曜日の決勝戦に期待が膨らみます!

by berlinHbf | 2014-07-09 23:50 | サッカーWM2006他 | Comments(2)

発掘の散歩術(48) -巨大リビングで楽しむワールドカップ-

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FCウニオン・ベルリンのスタジアムにお目見えした巨大リビング

サッカースタジアムの芝生に所狭しと並んだ無数のソファ。人々はまるで自宅のリビングにいるようにくつろぎながら、スクリーンに映し出されるブラジルでの試合に見入る……。

ワールドカップ開幕後、ベルリンでのそんなユニークなサッカー観戦がテレビやインターネット上で話題になった。サッカーに特別興味がなくても、「何だか楽しそう!」と思った方は多いのではないだろうか。私もそんな1人。実際に体験してみたくなり、グループリーグ期間中の日曜日、東の郊外のケーペニックへ向かった。

Sバーンのシェーネヴァイデ駅からトラムに乗って約10分、Alte Förstereiという停留所に着いた。初めての場所だが、サポーターの後をついて行くと、「旧営林署員所脇のスタジアム」という名の、森に囲まれた競技場がすぐに見えてきた。

ここを本拠地とするブンデスリーガ2部のFCウニオン・ベルリンは、ユニークなサッカーチームだ。近年、旧東独時代からのくたびれたスタジアムを大改築した際、資金不足を補うために、サポーター自らが無償で工事に加わって完成させたのだという(もっとも、とてもそんな風には見えない立派なスタジアムなのだが)。今回の試みを主催したゲラルド・ポネスキー氏によると、サポーターと選手の結び付きが家族のように強いチームゆえ、そこから巨大リビングを作るという発想が生まれたそうだ。

入り口からいきなりフィールドの中に入ると、ビニールカバーで覆われたソファがたくさん置かれている。ここにある約750台のソファは、抽選で選ばれた人々が自宅から自分で運んで来たもので、大会期間中は同じ席で楽しめる。ゆえに、外部の私は通常の観客席で試合を観るしかないだろうと思っていたのだが、「本日はサポーターの皆様をソファにご招待します。空いているお好きな席にお座りください!」という、嬉しいアナウンスが場内に流れた。雨上がりでそれほど人が多くなかった上、ベルギー対ロシアというやや地味なカードの試合だったことも幸いしたようだ。

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ソファの横に置かれたテーブルとランプは、IKEAの提供によるものだとか

一緒に行った友人と、雨水がたまった重いビニールを外して、どなたかのソファに腰掛ける。当然のことながら、座り心地は最高。肌寒い日だったけれども、屋台で買ったビールと焼きソーセージを片手に、目の前の大きなスクリーンで試合の行方を追っていると、「これ以上、何を望もうか」という気分になってくる。

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家族連れやカップルも多く、会場は適度にリラックスした雰囲気

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本物の芝生で草サッカーをする子どもたち

ふと、自分が足を置いている天然芝は、シーズン中はウニオンの選手が駆け巡っているピッチなのだと思い至る。試合中も、スクリーン真横のスペースでは、子どもたちが草サッカーを楽しんでいた。なかなか贅沢だ。珍しい機会なので、私は試合そっちのけでスタジアム内を歩き回り、ピッチの1段窪んだ位置にある選手や監督の席に座っては、彼らの緊張感までもちょっぴり味わった。

ドイツでワールドカップを観るようになって、いつの間にかもう4大会目。今回の私の関心は、ドイツが決勝まで進めるかどうかに絞られつつある。この記事が誌面に載る頃、三色旗のサポーターによる熱狂は、この「リビング」でも続いているだろうか。
ドイツニュースダイジェスト 7月4日)


Information
ヴェー・エム ヴォーンツィマー 
WM Wohnzimmer

「ヴェー・エム」はドイツ語でワールドカップの略称。「ヴォーンツィマー」はリビングの意味。ワールドカップ・ブラジル大会の期間中(~7月13日)、「ドイツで最もクールなリビング」の触れ込みで、前例のないパブリックビューイングが実現した。下記サイトのTickets bestellenをクリックすると、予約のページに移る。入場無料だが、手数料として1枚につき2ユーロ掛かる。ソファのオーナーが現れなかった場合は、そこに座っても良いそう。

電話番号:030-6566 88106
URL:www.compact-team.de/wmwz/#24


シュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライ 
Stadion An der Alten Försterei

ブンデスリーガ2部FCウニオン・ベルリンの本拠地スタジアム。旧東独のチームゆえ、旧西独のヘルタ・ベルリンへの対抗意識が強く、ヘルタが2部に降格した際に実現した「ベルリン・ダービー」では異様な盛り上がりを見せた。公共交通での行き方は、SバーンのSchöneweideからトラム63か67、もしくはSバーンKarlshorstからトラム27に乗り、Alte Förstereiで下車すぐ。SバーンKöpenickからは徒歩15分程。

住所:An der Wuhlheide 263, 12555 Berlin
電話番号:030-6566 88165
URL:www.altefoersterei.berlin


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さて、今晩はいよいよ準々決勝のドイツ対フランス戦。
勝利の女神はどちらに微笑むか・・・。

by berlinHbf | 2014-07-04 15:43 | サッカーWM2006他 | Comments(0)

イラストレーター高田美穂子さんが描くベルリン・パノラマ

今日から当ブログのトップ画像が変わったのにお気づきになられたかと思います。これは、ベルリン在住のイラストレーター、高田美穂子さんがこのブログのために特別に描いてくださったもの。高田ゲンキ・美穂子さん夫妻と出会ったのはちょうど1年ぐらい前のことでした。出身地が近いことに加え、すぐ近所にお住まいということで、とても仲良くさせていただいている方々です。やはりイラストレーターであるご主人のゲンキさんは、MacやITシーンにも造詣が深く、私のMac使いの先生でもあります(最近はブログでも積極的に情報発信をされています)。

今回美穂子さんにイラストをお願いしたのはひょんなことがきっかけでした。春に食事をご一緒した際、小説現代に掲載された中澤日菜子さんの『ことこと電車』(高松を走る「琴電」が舞台の小説)のために最近挿絵を描いたというので、見せてもらったところ、柔らかいタッチとどこか懐かしさを感じさせる情景にとても惹かれたのです。「こんな雰囲気の絵を自分のブログのために描いてもらえないものか」と思ってふと口にしたら、あっさり快諾してくださいました。私が出したリクエストは、ベルリンのランドマークをパノラマ風に描いた絵であることと、「ベルリン中央駅」という名のブログなので、好きな駅か電車をどこかで登場させてくれたら^^、というものでした。

テレビ塔やブランデンブルク門などを横一列でランダムに並べた、たまにお土産のデザインでも見かけるような絵を私は想像していたのですが、しばらく経って、美穂子さんが「こんな絵を描いてみたんですが、ここからどれかを選んでもらえますか?」と、スケッチブックを開いて見せてくれたのは、予想とまったく違うものでした。そこには、3つの場所のパノラマが案として描かれており、いずれもベルリンに実際ある風景。その周到な準備と着眼点のセンスに私はびっくりし、中でも意表を衝かれた場所から描いた絵をお願いしました。それがこちら。クロイツベルクのドイツ技術博物館のテラスからのパノラマで、鉄ちゃんの間では地下鉄U1がよく見えるポイントとして知られているそう(笑)。

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U1 Möckernbrückeにて(2009年撮影)

そしてつい最近、完成した作品が送られてきました。私が感激したのは言うまでもありません。この作品、大変
緻密に描かれており(水彩画のようなタッチですが、実際はPC上で1つ1つを丹念に描いて出来上がったもの)、細部にこそ面白さが宿っているので、いくつか拡大してご紹介したいと思います。

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ラントヴェーア運河を行く遊覧船。その後ろには、ベルリンの街角でよく見かけるクマさんが!

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かつてアンハルター駅に続いていた歩道橋。下の方に写っている、運河の方を眺めている男女は、僕ら夫婦がモチーフなのだとか^^;

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黄色い地下鉄も丁寧に描いてくださっています。岸辺沿いを走る自転車、気持ち良さそう!

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その背景には中心部の情景が。ベルリン一のランドマークであるテレビ塔を強調した絵は多いですが、美穂子さんの作品では、あくまで全体の中で控えめに描かれています。

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西側に目を移すと、ポツダム広場のソニーセンターや高層ビル群が見えます。街路樹の豊かさもベルリンらしいですね。

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手前の方に目を寄せると、3人の男の子が取っ組み合いをしているようなシーンが描かれていることに気付きます。実はこれ、シュプレー川に浮かぶ「分子の人」(Molecule Man)という有名なオブジェをモチーフにしているのだそう。美穂子さんの説明を受けて、思わず膝を叩きたくなってしまいました^^

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あれ?BVG(ベルリン交通局)の建物の上に腰掛ける男の姿が・・・。よく見ると羽を付けています。どうやら、映画『ベルリン・天使の詩』の主人公の中年天使の一人であり、昨年亡くなったオットー・ザンダーさんが、上空からこの街の人々を見守ってくれているようです。

美穂子さん、本当に素敵な作品をありがとうございました!

by berlinHbf | 2014-07-03 01:09 | ベルリンあれこれ | Comments(8)

樫本大進さんインタビュー(ドイツニュースダイジェスト掲載)

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5月に実現したヴァイオリニストの樫本大進さんのインタビュー記事が、6月第3週号の
ドイツニュースダイジェストに掲載されました。オンラインでも読めるようになったので(こちらより)、ブログでもご紹介させていただきたいと思います。

今回のインタビューは、1月に亡くなったクラウディオ・アバド追悼演奏会のリハーサル初日の直前に行われました。前半のプログラムは指揮者なしだったゆえに、樫本さん自身「僕らにとっても(リハーサルが)どうなるかわからない」とおっしゃっていて、独特の緊張感の中でインタビューは始まりました。時間は限られていましたが、樫本さんとドイツとの関わりにテーマを絞ったためか、いいテンポで会話が進んだのは幸いでした。

実力・知名度共に抜群の樫本さんだけに、今回の記事はいつになく反響がありました。樫本さんの奥様までもが、「こういう内容のインタビューを、特にドイツに住む方々に読んでいただけるのは嬉しい」とおっしゃってくださったのは、何より嬉しかったです。実際、日本の音楽ファンだけでなく、異国の地で生活・勉強・仕事をしている方などにも、何かしらの力を感じ取っていただける内容になったのではないかと思います。

5月のインタビューの前後に、樫本さんがソロで出演する室内楽の公演を2回聴く機会がありました。中でも、ユダヤ博物館の室内楽フェスティバルで聴いた、シマノフスキの「神話~ヴァイオリンとピアノのための3つの詩」と、フィルハーモニーのリサイタルで演奏されたショスタコーヴィチのヴァイオリンソナタは、心底圧倒される演奏でした。一昨日、ジュネーブで山田和樹さん指揮スイス・ロマンド管とチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を共演し、いよいよこれから日本ツアーが始まりますね。聴きに行けないのが残念ですが、きっと素晴らしい公演になるだろうと思います。樫本さんがこれから音楽家としてどのような進化を遂げて行くのか、ますます楽しみです。


by berlinHbf | 2014-07-01 14:17 | ベルリン音楽日記 | Comments(1)

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