ベルリン-東と西が出会う場所。ドイツにありながらドイツではない町。歴史の影に彩られた栄光と悲運の世界都市。そんなベルリンの奥深い魅力をリアルタイムでお届けするブログです。Since 1. August 2005


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中村真人 (Masato)
神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、2000年よりベルリン在住。ベルリンの映像制作会社勤務を経て、現在はフリーのライター、ジャーナリスト。


ベルリンガイドブック
「素顔のベルリン」増補改訂版
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(Amazon、全国各書店にて発売中)

本書は2009年10月発行「素顔のベルリン」の増補改訂版です。2013年に改めて新規取材を行い、データを更新。レストランやショッピング、コラムなどのページも増量し、より充実したガイドブックに生まれ変わりました。

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豊富なビジュアルとドイツ語フレーズを楽しめる1冊。基本のあいさつ表現から、街にまつわるドイツ語豆知識まで、ガイドブックとともに旅に役立つ会話集です。




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地球の歩き方シリーズ初、待望のベルリンガイドブック誕生!比類なき歴史を抱えつつ、明日へ向かって日々進化し続ける首都ベルリン。「ドイツで最もドイツらしくない」といわれるこの町の知られざる魅力を、現地在住著者が12のエリアにわけて徹底紹介。


現在のトップ画像は、ベルリン在住のイラストレーター、高田美穂子さんによるオリジナル作品です(詳しくはこちらより)

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日独交流150周年 ベルリンのオープニング式典

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握手を交わすヴルフ大統領と伴野外務副大臣

1月19日、ベルリンの日本大使館で日独交流150周年のオープニング式典が開催された。ドイツ側からはヴルフ連邦大統領、ヴェスターヴェレ外務大臣、さらに経済大臣や連邦議会副議長、日本からは政府代表として伴野外務副大臣など日独の政府・文化関係者が出席し、華々しい幕開けとなった。

交流年の名誉総裁を務めるとはいえ、ドイツの国家元首がこのような交流行事のオープニング式典に出席するのは「極めて異例のこと」(神余駐独大使)。実は、ヴルフ大統領は、ニーダーザクセン州首相時代に同州リューネブルク市と徳島県鳴門市との姉妹都市の交流に携わり、実際に訪問もするなど、かなりの親日家だったのだ。

そういう縁もあって、ヴルフ大統領は1918年に板東俘虜収容所(現鳴門市)のドイツ人捕虜らによって初演され、いまや日本で最も親しまれているドイツ音楽の1つ、ベートーヴェンの《第9》の歌詞を引用し、「『神々の美しき火花(Schöner Götterfunken)』が数多くの催しに降りそそぎ、日独両国の友好への情熱に火がともされることを願っています」と挨拶した。

式典に彩りを添えたのが、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団のコンサートミストレスを務めるヴァイオリニストの日下紗矢子さんとピアニストのオズガー・アイディンさん。両国の国家を演奏したほか、宮城道雄の《春の海》、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ《春》という、日独の「春」に因んだ名曲を披露した。

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150年前の日普修好通商条約のオリジナル原本が展示され、招待客の注目を集めた

夜には、オープニング公演である金春流の能「舟弁慶」が、「世界文化の家」で開催された。ベルリンで能が観られるのは久々ということもあり、満員御礼の大盛況。能初心者の観客のために、開演前に丁寧な解説があり、上演中はドイツ語の字幕も付けられた。前半の源義経と静御前の別れの場面での繊細な表現や、終盤に平友盛の霊が激しい舞を舞う渾身の場面など、観客は息を呑んで見守った。公演後は盛大な拍手が送られたが、能の舞台では拍手もカーテンコールもないのが通常。そのことを知らないお客さんに説明があった上で、特別の「アンコール」として小さな舞がベルリンの観客にプレゼントされた。
ドイツニュースダイジェスト 3月25日)

2ヶ月前なのにもうずいぶん昔のことに感じられます。今回の大震災によって、日独交流150周年の関連行事、特に東京で開催される行事への影響は今後大きなものになるでしょう。伴野外務副大臣はこの時の挨拶で「雨天の友」という言葉を使っていましたが、こういう時だからこそ、日本とドイツの関係がいい意味で深化することを願っています。

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by berlinHbf | 2011-03-28 19:04 | ドイツから見た日本 | Comments(0)

発掘の散歩術(8) -オットー・ヴァイトと人知れぬ英雄たち(後)-

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Museum Blindenwerkstatt Otto Weidt

(大分時間が空いてしまいましたが、オットー・ヴァイト盲人作業所博物館の話の後編をお届けします。前編はこちらよりどうぞ)

当時の工房の様子が再現された部屋を抜け、トイレと物置だった部屋を過ぎると、最後の4部屋に行き着く。思わずはっとした。ここだけは改装をまったく施さない状態で残してあったからだ。「幸運な救出」という部屋では、最終的に大戦を生き延びたごくわずかな生存者のことが紹介されていた。その1人、インゲ・ドイチュクローンという女性は、ヴァイトが偽名を使った労働証明書を発行したため、収容所送りを免れたという。

最後の部屋では救出に失敗した事例が紹介されていた。例えばホルン一家をヴァイトはこの部屋の奥に匿ったが、後にゲシュタポに見つかり全員がアウシュヴィッツに送られ殺害された。洋服ダンスにカモフラージュされたその奥には、彼らが不穏な日々を送ったであろう小部屋が隠れていた。この前に立って感じた気分はうまく言葉にできない。

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Inge Richterの偽名を使ったインゲ・ドイチュクローンの労働証明書(1943年12月15日)。

帰り際、博物館で働くジョイア・カルナーゲルさんが、いくつか印象に残る話を聞かせてくれた。

「この場所を博物館として保存しようとする動きが出てきた時、大きな役割を担ったのが生存者のドイチュクローンさんです。彼女が奥の部屋を見て、『昔と何も変わっていないわ。この部屋は改装しないで残してほしい』と言ったので、そのまま保存することになったのです」

「え?ドイチュクローンさんは今もベルリンにお住まいなのですか?」

「ええ、88歳になりますが、信じられないくらいパワフルな女性です。今でも時々生徒のグループを連れて、ここを案内していますよ」。


大通りに出ると、見慣れた風景がいつもと違う色合いを帯びていた。勇気ある者の尽力によって生き延びた1人のユダヤ人女性が今もベルリンのどこかで元気に生活している。そう思うと、少しは救われる気持ちだった。機会があれば、ドイチュクローンさんにお会いしてみたい。
ドイツニュースダイジェスト 3月11日)


Information
オットー・ヴァイト盲人作業所博物館 
Museum Blindenwerkstatt Otto Weidt


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1999年、歴史を学ぶ学生グループがここでヴァイトについての展示を行ったことが、この場所を博物館として保存する動きにつながった。入場無料で、説明は英独表記。毎週日曜の15時からは無料のガイドツアーが開催される(事前申し込み不要)。ヴァイトは死後、イスラエルより「諸国民の中の正義の人」としてその名誉を称えられた。

開館:10:00~20:00
住所:Rosenthaler Str. 39, 10178 Berlin
電話番号:(030)285 99 407
URL:www.museum-blindenwerkstatt.de


記念館「人知れぬ英雄たち」
Gedenkstätte Stille Helden


ハウス・シュヴァルツェンベルクの入り口を入ってすぐ左手の2階にある、2008年にオープンした新しい記念館。「オットー・ヴァイト」と同じくドイツ抵抗運動記念館が運営しており、ナチス支配下の時代、ユダヤ人を救おうとした無名の英雄たちに焦点を当てている。数々の「シンドラー」とここで出会えるはずだ。こちらも入場無料。

開館:10:00~20:00
住所:Rosenthaler Str. 39, 10178 Berlin
電話番号:(030)23 45 79 19
URL:www.gedenkstaette-stille-helden.de

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by berlinHbf | 2011-03-21 13:30 | ベルリン発掘(東) | Comments(4)

「おにぎり作戦」決行!&第2弾のお知らせ(3/19.20)

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先日告知した16日の東北関東大震災のチャリティーイベント"OPERATION ONIGIRI"、私も午後に行ってみましたが、大盛況でした。その模様をお伝えしたいと思います。

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プレンツラウアー・ベルクのEberswalder Straße駅から徒歩5分ほど、「Enishi」という日本のアンティーク&カフェの素敵なお店をお借りして、今回のイベントが急遽実現できることになったそうです。私たちが着いた頃にはすでに超満員で、熱気に満ちていました。

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発起人は友人でもある写真家の峯岸進治さん。
東北関東の大震災が起きてからというもの、テレビやインターネットを通じて刻々と入ってくるあまりに残酷な現実を前にして、ベルリンの日本人も悲しみと鬱屈の中で日々を過ごしていました。家族や親戚の安否が取れないという人もいたはずです。日本のために何かをしたいけれども、一体ここにいて自分に何ができるのか、どうすれば少しでも役に立てるのか・・・そんな中、峯岸さんらがFacebookを通じて有志を集ったのでした。題して、"OPERATION ONIGIRI"(おにぎり作戦)。

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奥のキッチンでは、何人かの女性が材料や炊飯器を持ち寄って一生懸命おにぎりを握っていました。

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店頭で募金をつのり、募金をしてくれた方々に、日本が誇るファーストフード「おにぎり」をプレゼントするというチャリティー活動です。

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予想以上に多くの人が集まり(日本人だけでなく、ドイツ人やその他ベルリン在住の外国人もたくさん来てくれました)、駅の近くでも何チームかに分かれて募金活動をしていました。

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Eberswalder Straße駅でも交代で道行く人に募金を呼びかけ。

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あいにくの寒い1日で、室内に入ると外気とのギャップで眼鏡もこの状態に。参加した皆さんに話を聞きましたが、「こういう状況の中で、同じ思いを抱えた人たちが集まって、何か1つのことをできるというのはとてもうれしかったし、ありがたいことだった」と言っている人が何人もいました。

ベルリンには元々日本企業が少なく、従って横のつながりの強い日本人社会もない。どちらかというと、おのおのが好きなことをやって暮らしている、という印象を私はずっと持っていたので、今回ごく短時間の間にこれだけの人が集まり、祖国のために団結を見せたのは、うれしい驚きでした。

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18時に参加者がお店の前に集まり、手をつないで黙祷、そして一本締めでこの日は終了。お疲れ様でした!

肝心の結果ですが、この日の午後だけで5323.81€の募金が集まったそうです。これは驚くべき結果といっていいと思います。このお金はドイツ赤十字を通して、日本赤十字に寄付されるとのこと。一刻も早く被災地の方々のために有益に活用されることを願うばかりです。


さて、峯岸さんから第2弾のチャリティーイベントの案内が届きました。
明日と明後日、お時間のある方はぜひご参加ください!
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The Sun Also Rises -kauf baumwolle tasche und spende für Japan- (仮)(詳細はこちらより)

時間
2011年3月19日 · 11:00 - 18:00

場所
Alexanderplatz. vor Brunnen.アレクサンダー広場の噴水前 http://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&msa=0&ll=52.522312,13.412923&spn=0.001469,0.0039&t=h&z=18&msid=205458408661802857768.00049ebe8ef8903489810
Alexanderplatz 10178 Berlin

OPERATION ONIGIRIを踏まえて、さらに日本の為にベルリンでも出来る事を。

今回は白地に日の丸をプリントしたエコバックを販売します。予定販売価格は5€です。今回は、売り上げから製造の実費を差し引いた金額を募金に回す予定です。

せっかく、MitteのOrdnungsamtの献身的な提案のお陰で、アレキサンダープラッツという場所をこんなに早く抑えてもらう事が出来ました。もし他にも、この機会に何か参加したい。という方がいましたら積極的に企画、ご意見をお寄せください。
宜しくお願いします。

募金についての説明 http://on.fb.me/eP0B5A
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また翌20日には、2回目の「おにぎり作戦」が壁公園(Mauerpark)の蚤の市の脇で決行されます。こちらもよかったらぜひ!

OPERATION ONIGIRI 2

時間
2011年3月20日 · 7:00 - 18:00

場所
am Mauerpark neben dem Flohmarkt
Bernauer Straße 63
Berlin, Germany

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by berlinHbf | 2011-03-18 15:22 | ドイツから見た日本 | Comments(6)

ベルリン・フィルから日本へのメッセージ

クラシック音楽ファンの方はすでにご覧になっているかもしれませんが、昨日ベルリン・フィルがYouTubeを通して被災した日本の皆さんにメッセージを送っています(こちらでご覧になれます)。1人目は流暢な日本語を話すことで知られる第1ヴァイオリンのゼバスティアン・ヘーシュさん、そして2人目が音楽監督のサイモン・ラトルさん。ヘーシュさんによる日本語のメッセージは、ほぼご自分で書いたものだそうで、日本語としては完璧ではないかもしれませんが、とても心に沁み入る内容と語り口だと思います。以下がそのメッセージです。


Skript der Videobotschaft von Sebastian Heesch,
1. Geiger der Berliner Philharmoniker

日本の皆様、こんにちは。ベルリン・フィルの一員として伝えたいことがあります。
1957 年の最初のカラヤン指揮者の日本への演奏旅行から、日本のお客さん、日本の国民と言っていいでしょうか、とベルリン・フィルの友情が出来て、深まって来ました。それ以来、沢山の演奏旅行が行なわれて、数え切れない日本人の観光客と音楽のファンがベルリンにいらして、多くの団員は個人的にも日本とかかわって、私たちに日本人の友達がたくさん出来ました。何十年も前から日本人の団員も何人かいます。あんなに遠いのに、日本は僕たちベルリン・フィルにとって親しい国、そして恋しい二つ目の故郷になりました。
そこで、その日本という、僕たちの世の中の一番誠実な親友は今あんな恐ろしい運命に遭いました。私たちは心から被災者のことを悲しんでいます。そして、生き残った方たち、生き残った日本、どうにか立ち直る力がみつかりますように、お祈りしています。

Skript der Videobotschaft von Sir Simon Rattle

私たち音楽家は、何かを言いたい時には、普通は音楽そのものに語らせるものです。しかし時には、言葉でしか表現できないこともあります。今ヘーシュさんが言ったように、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、団員のひとりひとりが、日本に長く深いつながりを持っています。この数日間、私たちは被災地の状況を目にしましたが、惨状に非常に心を痛めています。近い将来に、より具体的にお力になれるよう、努力してゆくつもりですが、まずここで、「私たちが日本に想いを馳せている」ということを、お伝えさせてください。この厳しい状況において、皆様はひとりではありません。私たちの音楽が、皆様に少しでも慰めを与えますよう、そして今年11月には、日本で再びお会いできますよう、心から祈っております。その日まで、私自身、そして団員全員より、精神的な支援と、深い愛情をお送りいたします。

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なお、昨日から18日までのベルリン・フィルの定期演奏会(ハイティンク指揮)では、日本への追悼の印として、冒頭にルトスワフスキの「弦楽のための葬送音楽」が奏でられるそうです。

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by berlinHbf | 2011-03-17 15:02 | ベルリン音楽日記 | Comments(7)

日本大使館の献花コーナーにて

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昨日(15日)の夕方、日本大使館の横を通ったら、入り口付近に臨時の献花コーナーが設置され、そこには一面花がぎっしり飾られていました。

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どんな人々がメッセージを寄せているのだろうとたまたま目に入った書面を見たところ、私も何度か行ったことのあるポツダム広場近くの中華料理屋さん一同からでした。日本大使館の隣のイタリア大使館からの献花も置かれていました。

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でも、一般の人の姿も頻繁に見られます。じっと献花コーナーを眺めている人や、このように車でやって来ては花束を置いていくカップルにも出会いました。その前日にはドイツのヴルフ大統領も日本大使館を訪れたそうです。


東日本大震災:各国首脳らメッセージ 独大統領「全力で日本を支援」

【ベルリン小谷守彦】ドイツのウルフ大統領は14日、震災犠牲者に弔意を示すため、在ベルリン日本大使館を訪れた。大使館職員約40人を前に、大統領は「深刻な自然災害と闘うため、ドイツは全力で日本を支援する」と語り、専門家の被災地入りや募金を呼び掛けることを約束した。ウルフ大統領は記者団に「ドイツという友がいることを忘れないでほしい」とも述べた。

毎日新聞 2011年3月16日 東京朝刊

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この数日で、私のところにもドイツの知人友人から心温まる見舞いのメッセージをいくつもいただきました。ネットやテレビでの報道を見ると、毎日本当に気が気でないですが、今はここでできることをしっかりやろうと思います。

ベルリンの独日協会でも義援金の受付を始めたそうです(詳細はこちらより)。その中に、「特に仙台地区の人々に煩雑な手続きを経ることなく直接的な支援をできると考えています」とあります。ドイツ在住の方で義援金の送付を考えている方は、検討されてもいいかもしれません。

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by berlinHbf | 2011-03-16 23:57 | ドイツから見た日本 | Comments(0)

ベルリン・フィルメンバーのチャリティーコンサート(3/19)

フィルハーモニーで働く知人より、IPPNW(核戦争防止国際医師会議)主催のチャリティーコンサート(「日本のためのコンサート」)の案内をいただきました。

日時と場所:
3月19日(土)の22時30分からカイザー・ヴィルヘルム記念教会にて。

出演:
アルブレヒト・マイヤー(オーボエ)、ベルリン・フィル12人のチェリストたち、コリヤ・ブラッハー(ヴァイオリン)、コンチェルト・メランテ、ドロテー・ミールズ(ソプラノ)。

曲目:バッハ、ヴェルディ、ラベル、ペルト他。

入場は無料で、チャリティーを募るとのことです。

以下ドイツ語の案内を貼り付けます。最後の„Japanhilfe“の下に書かれているのは、IPPNWの震災募金の口座情報です。

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Mitglieder der Berliner Philharmoniker
Ein Konzert für Japan

Samstag, 19. März 22:30 in der Kaiser-Wilhelm-Gedächtnis-Kirche-Berlin


Begrüßung: Prof. Wolfgang Huber, Bischof aD (angefragt)

Albrecht Mayer, Oboe - Die 12 Cellisten der Berliner Philharmoniker - Kolja Blacher, Violine - Concerto Melante und Dorothee Mields, Sopran

Werke von Bach, Verdi, Ravel, Pärt u.a.

Eine Veranstaltung von IPPNW-Concerts (Internationale Ärzte für die Verhütung des Atomkrieges) und der Gemeinde der Kaiser-Wilhelm-Gedächtnis-Kirche-Berlin

Eintritt frei, Spenden erbeten.

IPPNW
„Japanhilfe“
Kontonummer 222 22 55
BLZ 100 205 00 bei der Bank für Sozialwirtschaft

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by berlinHbf | 2011-03-16 00:06 | ベルリン音楽日記 | Comments(0)

"OPERATION ONIGIRI"(3/16)

私の友達が明日(16日)の昼間、ベルリンのプレンツラウアー・ベルクで東北関東大震災のチャリティーイベントを行います。お時間のある方は、お誘い合わせの上お越し下さい。私も行くつもりです。以下にfacebookからの情報を貼り付けます(詳細はこちらより)。

(japanese)

おにぎり作戦

愛する私達の祖国日本を突如襲った震災、津波、原発事故。
ベルリン在住の日本人である私達も心を痛め、日本のために何かできないものかと考えています。
そこで、おにぎり作戦を決行することとしました。

以下の日時・場所で、東日本大震災のための募金を募り、募金してくださった方には、感謝の印として、日本で一番愛されている食べ物の一つ「おにぎり」を差し上げます。
募金は、責任を持って、信頼できる慈善機関へ寄付・送金致します。
どうか、お友達とお誘い合わせのうえ、いらしてください!

<日時>
2011年3月16日(水)
12:00-18:00

<場所>
Pappelallee 86, 10437 Berlin, bei "enishi"
(素敵な和風雑貨店&カフェのenishiさんが場所を提供してくださいました!
「enishi」とは「人と人との不思議な出会いと関係」という意味です。)

http://maps.google.com/maps?client=safari&q=Pappelallee+86%2C+10437+Berlin&oe=UTF-8&ie=UTF8&hl=ja&hq&hnear=Pappelallee+86%2C+Berlin+10437+Berlin%2C+%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84&t=h&z=16


(Auf Deutsch)

OPERATION ONIGIRI

Wie ihr bereits wisst, haben Erdbeben, Tsunami und Atomkraftwerkunfälle unser geliebtes Land Japan schwer erschüttert.
Wir, japanische Bürger in Berlin, fühlen uns niedergeschlagen und fragen uns: Was können wir für unser Land tun?
Wir haben uns entschieden die "Operation Onigiri" durchzuführen.

Wir appellieren an Alle für die Katastrophe in Japan Geld zu spenden. Als Dank für die Spende werden wir Onigiri (Reisbälle) verteilen. Onigiri gehört zu den beliebtesten Snacks in Japan.
Wir versprechen das gesammelte Geld an eine vertrauenswürdige Wohltätigkeitsorganisation zu senden.
Bitte kommt zahlreich und nimmt eure Freunde mit! Je mehr, desto besser! Je mehr Leute kommen, desto grösser die Hilfe für die Opfer.

WANN?
Mittwoch, 16. März 2011
12:00 bis 18:00 Uhr

WO?
Pappelallee 86, 10437 Berlin, im "enishi"
("enishi", japanischer Laden und Cafe stellt uns freundlicherweise den Raum zur Verfügung.
"Enishi" bedeutet "eine wunderbare Begegnung und Beziehung zwischen Menschen".)

http://maps.google.com/maps?client=safari&q=Pappelallee+86%2C+10437+Berlin&oe=UTF-8&ie=UTF8&hl=ja&hq&hnear=Pappelallee+86%2C+Berlin+10437+Berlin%2C+%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84&t=h&z=16


(English)

OPERATION ONIGIRI

As you've already known, huge earthquakes, tsunami and nuclear power plants' accidents have hit our beloved country, Japan.
We, the Japanese residents of Berlin, felt devastated and have been asking ourselves: what can we do for our home country?
Then, we have decided to carry out a mission: "Operation Onigiri"

We will appeal for people to donate money to help Japan, and give out Onigiri (rice ball) to contributors in order to show our gratitude.
Onigiri is one of the most beloved food in Japan.
We promise that we will send the collected money to trustworthy charity organisations.
Please come with your friends! The more, the merrier! The more people come, the more help the victims can get!


Wednesday, 16th of March, 2011
12:00-18:00


Pappelallee 86, 10437 Berlin, at "enishi"
("enishi", the lovely Japanese shop and cafe kindly offered a place!
"Enishi"means a miraculous encounter and relationship between people.)

http://maps.google.com/maps?client=safari&q=Pappelallee+86%2C+10437+Berlin&oe=UTF-8&ie=UTF8&hl=ja&hq&hnear=Pappelallee+86%2C+Berlin+10437+Berlin%2C+%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84&t=h&z=16

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by berlinHbf | 2011-03-15 23:26 | その他 | Comments(6)

発掘の散歩術(8) -オットー・ヴァイトと人知れぬ英雄たち(前)-

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ハッケシェヘーフェの隣にあるHaus Schwarzenbergの入り口

Sバーンのハッケシャー・マルクト駅から徒歩2分ほど、ローゼンターラー通り39番地にその場所はある。ハッケシェヘーフェとローゼンヘーフェという観光客がひっきりなしに集まる小綺麗なスポットに挟まれたこの入り口には、しかし同様に人の往来が途絶えることはない。壁にびっしりと描かれた落書きに興味本位からカメラを向ける若い観光客、そして頻繁にやって来るガイドツアーのグループ。とにかく何かが「におう」場所であることは多くの人が感じている。

入り口から中庭に抜けると、一気に数十年ぐらい時代をさかのぼった感覚を味わうだろう。外壁のはがれ具合はこの建物が歩んできた歴史を物語る。小さな映画館、ギャラリー、クラブなどを収容するこの「ハウス・シュヴァルツェンベルク」は、現在文化財に指定されており、華やかなこの界隈の中であえて改装せずに残してあるのだ。

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中央がオットー・ヴァイト盲人作業所博物館の入り口

オットー・ヴァイト盲人作業所の博物館は、その中庭の一角にある。階段を上って2階に行くと、外観とは打って変わってきれいに改装された空間があった。ドイツ人のオットー・ヴァイト(1883〜1947)は、ほぼ全盲になった後、ほうきやブラシを製造する小さな工房を創業した。時はすでにナチスによる反ユダヤ人政策が着々と進められていたが、1940年に工房がローゼンターラー通り39番地のこの地に移ってからも、反ナチの彼は主として盲目と耳の聞こえないユダヤ人約35人を雇い続けた。当然大変なリスクを伴う行為だったが、納入先の中には国防軍もあったため、ヴァイトは「国防上重要な」製品を作っているからと主張し、時にはゲシュタポに賄賂を手渡して、ユダヤ人の同僚が強制収容所に送られるのを防ごうとした。1942年以降、ついにこの工房のみならず、ベルリンの多くのユダヤ人が中継収容所のテレージエンシュタットに送られるようになる。ヴァイトはそれでも、収容所に物資を送るなどして、彼らを救うためにあらゆる手段を講じた。(つづく)
ドイツニュースダイジェスト 3月11日)

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印象に残った展示品の1つ。1943年11月、盲人作業所で働いていたゲオルク・リヒトがテレージエンシュタットからベルリンのオットー・ヴァイトに宛てた「荷物受け取りの確認葉書」。個人的なメッセージを書くことは許されていなかったが、リヒトは宛先の下にKartoffel-Grosshandel(ジャガイモ卸売業)とさりげなく記すことで、食べ物を送ってほしい旨を暗に伝えようとしたという。彼は44年7月にアウシュヴィッツで殺害された。一方、娘のアリスは奇跡的な生還を果たした。

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by berlinHbf | 2011-03-10 23:57 | ベルリン発掘(東) | Comments(1)

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