ベルリン-東と西が出会う場所。ドイツにありながらドイツではない町。歴史の影に彩られた栄光と悲運の世界都市。そんなベルリンの奥深い魅力をリアルタイムでお届けするブログです。Since 1. August 2005


by berlinHbf

プロフィールを見る

中村真人 (Masato)
神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、2000年よりベルリン在住。ベルリンの映像制作会社勤務を経て、現在はフリーのライター、ジャーナリスト。


ベルリンガイドブック
「素顔のベルリン」増補改訂版
¥1,680
ダイヤモンド社
(Amazon、全国各書店にて発売中)

本書は2009年10月発行「素顔のベルリン」の増補改訂版です。2013年に改めて新規取材を行い、データを更新。レストランやショッピング、コラムなどのページも増量し、より充実したガイドブックに生まれ変わりました。

Amazonにてネット購入ができます。



『街歩きのドイツ語 』
¥1,575
三修社

豊富なビジュアルとドイツ語フレーズを楽しめる1冊。基本のあいさつ表現から、街にまつわるドイツ語豆知識まで、ガイドブックとともに旅に役立つ会話集です。




『素顔のベルリン 過去と未来が交錯する12のエリアガイド 』
¥1,575
ダイヤモンド社
(2009年発売)

地球の歩き方シリーズ初、待望のベルリンガイドブック誕生!比類なき歴史を抱えつつ、明日へ向かって日々進化し続ける首都ベルリン。「ドイツで最もドイツらしくない」といわれるこの町の知られざる魅力を、現地在住著者が12のエリアにわけて徹底紹介。


現在のトップ画像は、ベルリン在住のイラストレーター、高田美穂子さんによるオリジナル作品です(詳しくはこちらより)

ベルリン更新情報
2013/02/20 up

ベルリン個人ガイドのご案内

執筆、ガイド、コーディネートなどのご依頼、お問い合わせはこちらまで(これまでの出版・寄稿実績)→
masatoberlin[AT]
yahoo.co.jp

ドイツ語ブログ
Berlin no kaze
1/18 up!「Schreiben auf deutsch über Japan」

※お願い
当ブログの写真や文章に関する、無断での転写・転用を禁じます。
© Copyright 2005-2015 Masato Nakamura. All Rights Reserved





検索

フォロー中のブログ

ニューヨークの遊び方
foggyな読書
おやぢの部屋2
怠け者の備忘録
庭は夏の日ざかり
資料館の書庫から
Morios Tagebuch
Prost Familie!
田口ランディ Offic...
長坂道子「ときどき日記」
ほにゃく犬の字幕ほにゃく日記
まめびとの音楽手帳
blue in green
毎日ベルリン!
大栗博司のブログ
好きを仕事にする大人塾「...
Trans Europe...
ヤッホー!今日はどちらへ?
ドイツ木組みの家街道 -...
Sayako's Con...
こなな日記 Vol.2

外部リンク

<   2007年 06月 ( 17 )   > この月の画像一覧

ベルリン州立バレエ団の"Shut up and dance! Updated"

昨夜はベルリン州立バレエ団(Staatsballett Berlin)の今シーズン最後のプレミエ、"Shut up and dance! Updated"を観た。バレエというと、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」を連想する人がいきなりこの舞台を見たらびっくりするだろう。というのもこの作品、5つの作品から成る連作なのだが、振り付けはシュターツ・バレエの若きソリストたち、音楽は国際的に有名なDJが書き下ろしたという電子音楽で、会場はいつものシュターツ・オーパーではなく、東の有名なクラブBerghainというのだから実験的要素がとても強い。

Berghainというクラブは、実はまだ行ったことがなかった。オスト(東)駅で降りて、小雨の振る中かつての東駅の広大な敷地をさまようところからこの未知の空間との出会いは始まる。工場やらコンテナやらが並ぶ敷地内を半分迷いながら抜けていくとやがて見えてきたのが半分廃墟のようなこのBerghainで、プレミエということもあり、会場内は特別な高揚感に満ちていた。

e0038811_017072.jpg
(c) E. Nawrath

ほぼ切れ目なく演じられる5つの作品は、神秘的なもの、怪しげな雰囲気のもの、ユーモラスに満ちたもの、それぞれ異なるカラーを持ち観る者を全く飽きさせない。作品によってはショーのようでいながら、それでいて高い芸術性が保たれているのはさすが。デジタルな音楽に載せて、中村祥子さん(着物のようなあでやかな赤い衣装)とかNadja Saidakovaといった、極めて高度な技術を持つこのバレエ団のソリスト級の人たちが次々に出てくるのは圧巻だった。クラシックなバレエと電子音楽と独創的な振り付けが組み合わさり、さらに独特のオーラを持つクラブBerghainで出会う。これはもうベルリンという空間でこそ生まれ得た作品、といえるかもしれない。

実は昨日はコンツェルトハウスでランランとバレンボイムのコンサートを聴くはずだった。チケットが買えなくて帰ろうかと思っていたら、そこで偶然出会ったバレリーナの友達がこの公演のことを教えてくれ、急遽観に行くことになったのだった。彼女によると、残り5回の公演はすでに完売状態なのだとか。思いもよらず新しい芸術創造の場に立ち会えて、昨日は本当にラッキーだった。

人気blogランキングへ
by berlinHbf | 2007-06-28 17:28 | ベルリン文化生活 | Comments(10)

驚きの再会

e0038811_3444877.jpg
Flughafen Tegel(6月19日)

先週の金曜日、ある用があってテーゲル空港に行ったのだが、そこでちょっとした驚きの再会が待ち受けていた。

フランクフルトからやって来るルフトハンザは到着が1時間遅れた。私は日本からのお客さんを迎えるために到着口で待っていたのだが、そろそろ出てくるかなという頃にスーツ姿の1人の日本人が先に出てきた。一瞬でわかった。間違いなくK君だった。「あれ、K君?」と声をかけたら、彼も私の名前を覚えてくれていた。

私が2000年にベルリンに来る直前、東京のゲーテでドイツ語のクラスに通っていとき、たまたま一緒に受講していたのだがK君だった。当時彼は大学の学部生で、その年の秋には1年間の交換留学で南ドイツのある街にやって来た。まだベルリンに来たばかりで友達もろくにいなかった私は、一度彼を訪ねて遊びに行ったことがある。しかし、いつの頃からか連絡が途絶えてしまっていた。彼とはまたいつかどこかで会うような気が内心ではしていたが、まさか6年半ぶりにテーゲル空港でばったり再会するとは!

さらに驚いたことに、K君は最近外務省の専門職員となり、これから2年間の研修を受けるためにこの日ドイツにやって来たとのことだった。優秀な人なので学者の道にでも進むのかと思ったが、外務省とは・・・ベルリンの日本大使館の人が迎えに来ていたので、その場ではほんの少ししか言葉を交わせなかったけれど、その2日後ノレンドルフ広場のカフェでまた会い、今度はゆっくり話をすることができた。

空港は駅と同じく、さまざまな出会いと別れの場所。K君ほどではなくても、長らく会っていなかった人に空港でふと会うことはたまにある。そんなテーゲル空港も、新空港の開業により2011年に閉鎖することがほぼ決まっている。この夏には新空港の鉄道駅の工事が始まるそうだ。

人気blogランキングへ
by berlinHbf | 2007-06-25 21:26 | ベルリンのいま | Comments(14)

ヴァルトビューネ2007体験記

e0038811_18475997.jpg
さて、今回は先週日曜日のヴァルトビューネのコンサートの話をしよう。コンサートそのものについては別の場所でも書くかもしれないので、ここでは写真を交えながら場の雰囲気を中心に伝えられたらと思う。

私がヴァルトビューネでのベルリン・フィルのコンサートを初めてテレビで見たのは、1992年の夏だった。指揮はジョルジュ・プレートル。当時私は高校生だったが、「クラシックのコンサートでこんなのがあるんだ」とひたすら驚き感動したのを昨日のことのように覚えている。以来いつか生のヴァルトビューネを体験したいなと漠然と思っていたが、15年経ってその希望が叶うことになった。

ヴァルトビューネ(「森の舞台」の意)はベルリンの西の郊外シャルロッテンブルク地区にある。Sバーンの最寄り駅はオリンピックスタジアムの隣、Pichelsbergだ。7時に友達と駅で待ち合わせ、人の流れに沿って細い遊歩道を歩いて行く。まさにピクニックコンサート。この道のりをたどるときから、森の劇場でのコンサートはすでに始まっているといえるのかもしれない。

10分近く歩くと、スタジアムの西側のGlockenturmにたどり着く。この塔までは来たことがあった。その目の前がヴァルトビューネへの入り口になっており、すごい人だかりだ。私の知り合いは中に入るだけで1時間近くも並んだという。私たちは開演が近づいていたこともあってか、10分ぐらいで順番が回って来た。そこで荷物チェックを受けて中に入るのだが、サッカーなどに比べると大分甘いようだ。それもそのはず、隣のオリンピックスタジアムには何度も来ているけれど、お客さんの顔ぶれがサッカーとはかなり違う。すでに酔っ払って大声を上げている男どもはいないし、大事な試合の前の殺気立った雰囲気もない。家族やカップルで来ている人たちが多いようだった。みんな、1年に1度のこの日を心待ちにして来ているのだ。

e0038811_18481257.jpg
入り口を抜けてなだらかな森の坂を下っていくと、視界が開けてくる。テレビでおなじみのあの風景が目に飛び込んできた(冒頭の写真)。まだコンサート開演40分前なのに、席はもう9割近く埋まっているのに驚く。開場はすでに6時からで、ブロック内は自由席なので席を確保するため早くから来ている人が多いようだ。手作りの弁当を食べながら、みんなわいわい楽しくやっている。なぜか私は、小学生のとき初めて西武球場で生の野球を見たときの記憶がよみがえってきた。「そういえばあの球場も森に囲まれていたな」と、そんなことを思い出しながら歩いていると、自分もわくわく楽しい気分になってきた。

さて、前半が始まって感じたこと2つ。まず巨大スピーカーを通して伝わってくるベルリン・フィルのサウンドに、最初は相当な違和感を覚えた。正直これだったらテレビで見た方が音はいいのでは、と思ったくらい。だが、こればかりは言ってもしょうがないし、時間が経つにつれて耳は大分慣れてきた。そしてもう一つ意外だったのは、みんな静かに聴いているということ。なにせこれだけ多くの人が集まっているわけだから、演奏中も客席は何となくざわついているイメージがあったが決してそうではなかった。2曲目のディーリアスの「ブリッグの定期市」という曲のことを知っていた人はこの中に何人いただろう。時折子供の泣き声とかは聞こえてくるものの、2万人のお客さんがこの美しい音楽に静かに耳を傾けているのは、私にはなかなか不思議な光景だった。ヴァルトビューネのコンサートは確かに一つのお祭りかもしれないけど、それでもみんな音楽を聴くためにここに集まって来ているのだ。

e0038811_18482744.jpg
Stephen Houghによる見事なピアノソロによるラフマニノフが終わって(さらにアンコール付き)、前半は終了。これは休憩中の様子。ヴァルトビューネは、もともとはヒトラーが古代ギリシャの野外劇場をイメージして作らせたもの。傾斜が思いの外きつい。階段でつまづいたら大怪我をしそうだ。

e0038811_1848502.jpg
さて後半。コンサートが始まる前はやや曇り気味だったが、空の表情は刻々と変化し、後半が始まった頃には抜けるようなブルーの空になった。グルーネヴァルトの森の冷気が肌に心地よい。そして時折聞こえてくる小鳥のさえずり。これはテレビで見ていたときはわからなかったものだ。

e0038811_1849231.jpg
最後の数曲に入ると、花火をたく人がちらほら出てくる。これは上の屋台で売られているらしい。

e0038811_18491334.jpg
e0038811_18492387.jpg
やがて、私のすぐ後ろの女性2人(親子だろうか?)や開演前に食べ物を分けてくれた隣のおじさんにもその波は広まり、掛け声を出す人も増えてきてますますにぎやかに。

e0038811_18493321.jpg
アンコール2曲の後、ラトルと聴衆との楽しい掛け合いがあってから、待ってましたとばかり恒例の「ベルリンの風(Berliner Luft)」へ!手拍子する人や踊りだす人。そして急斜の客席に口笛がこだまする(こんな感じです)。

e0038811_184951100.jpg
最後はご覧のように総立ちに。
8時15分から始まったこのコンサート、終わったのは10時40分を回っていた。人ごみをかき分け、違うブロックで聞いていた友達と合流し、最寄の駅にたどり着いた頃には11時半近くになっていた。今年のヴァルトビューネはかなり渋めのプログラムだったけれど大変楽しめたし、私としてはあの場にいられただけでうれしかった。

Sonntag 17. Juni 2007 20:15 Uhr
Berliner Philharmoniker
Sir Simon Rattle Dirigent
Stephen Hough Klavier
Wenzel Fuchs Klarinette

Emmanuel Chabrier
España
Frederick Delius
Brigg Fair: an English Rhapsody
Sergej Rachmaninow
Rhapsodie über ein Thema von Paganini für Klavier und Orchester op. 43
Antonín Dvořák
Slawische Rhapsodie D-Dur op. 45 Nr. 1
Claude Debussy
Première Rapsodie für Klarinette und Orchester
George Enescu
Rumänische Rhapsodie Nr. 1 A-Dur op. 11 Nr. 1

人気blogランキングへ
by berlinHbf | 2007-06-22 13:51 | ベルリン音楽日記 | Comments(14)

昨日の夕暮れ - Alexにて -

e0038811_8555648.jpg
Alexander Platz(6月19日)

昨夜、これから書く原稿で取り上げる、ある建物を見るため、久々にアレクサンダー広場周辺を歩きました。広場の東側は至る所で舗装工事などが行われており、まさに足の踏み場もないほどでした。

e0038811_922979.jpg
DDR時代の建築2題、"Haus des Lehrers"(教師の家)とコングレス・ハレ(右側)。

e0038811_923812.jpg
こちらは西側。昨年リニューアルしたKaufhofデパート(左)と高層ビルのHotel Park Inn。

e0038811_851721.jpg
Sバーンのホームより世界時計を望む。時刻は22時ちょうど。

さて、これから私が書こうと思っている建物とは何なのか、おそらく一週間後には明らかになります。しばらく見ないうちにあんなになっていて、まあ驚きました・・・

次回は日曜日のヴァルトビューネのコンサートについて取り上げる予定です。

人気blogランキングへ
by berlinHbf | 2007-06-20 02:35 | ベルリンのいま | Comments(2)

「音楽の友」7月号 - ベルリン・フィル特集 -

e0038811_18275771.jpg
クラシック音楽の老舗雑誌「音楽の友」7月号に2ページの記事を寄稿させていただきました。今月の特集の一つはベルリン・フィルです。先日行われた来シーズンの記者会見を取材し、2007/2008シーズンの展望をまとめました。このオーケストラのファンの方はもちろん、日頃このブログを読んでくださっているベルリン好きの方も、ご覧(ご購入)いただけると大変うれしく思います。

以下、「音楽の友」HPより。

●特集Ⅰ

栄光のベルリン・フィル、125年の軌跡

ベルリン・フィルが今年創立125年を迎えた。ビューロー、ニキシュ、フルトヴェングラー、カラヤン、アバド、そしてラトルと、それぞれの時代をリードしてきた指揮者がシェフを務め、つねに世界最高峰のオーケストラとして君臨してきた同フィルの歴史を振り返りながら、ラトル時代もクローズ・アップ! 最新情報満載の総力特集です。

[内容]サイモン・ラトルとの対話(S.メーシュ&A.ティーマン/岡本 稔)/ベルリン・フィル「2007/2008シーズン」記者会見から+2007/2008シーズン・プログラム(中村真人)/名門ベルリン・フィル、125年の歩み(諸石幸生)/初来日から50年! 日本におけるベルリン・フィルの足跡(藤田由之)/ベルリン・フィル略年表(堀内 修)/データと写真で綴る「ベルリン・フィルが日本に残していったもの」(真嶋雄大)/ラトル時代のベルリン・フィル(岡部真一郎)/首席トロンボーン奏者ゲスリングの語る「ベルリン・フィルの首席指揮者像」(城所孝吉)/ベルリン・フィルとザルツブルク・イースター音楽祭(岡本 稔)/日本人音楽家とベルリン・フィル(近藤滋郎)/ベルリン・フィル歴代の名プレイヤーたち(歌崎和彦)/進取の気性に富んだベルリン・フィルのディスク厳選20枚!(浅里公三)/次回日本公演、大胆予測!(山田真一)

人気blogランキングへ
by berlinHbf | 2007-06-19 11:56 | ベルリン音楽日記 | Comments(6)

壁公園のラベンダー

e0038811_2226348.jpg
先日の夕方、「緑豊かなベルリンの公園」でお話した壁公園(Mauerpark)に行ってみたら、公園の斜面一面にラベンダーが咲き乱れていました。逆光気味の写真ですが、様子が伝わるでしょうか。いつだったか、北海道の富良野で見たラベンダー畑を思い出しました。

e0038811_22264677.jpg
e0038811_22285385.jpg
今日はこれからベルリン・フィルの野外コンサートに行ってきます。毎年シーズンの最後にヴァルトビューネで行われるこの有名なコンサート、実はもうベルリンに何年もいながら生で体験するのは初めてです。去年のこの時期はワールドカップの関係でベルリンにいませんでしたし、2万人を収容できる会場でのコンサートなのに、チケットは毎年あっという間に売切れてしまいます。YouTubeで見つけた「ベルリンの風」の映像を見て、私の中の気分も盛り上がってきました。いよいよ始まるのかと思うと、胸が高鳴ります。

現在の空はやや曇りがちですが、3時間後には少しでも晴れることを願うばかりです。

人気blogランキングへ
by berlinHbf | 2007-06-17 17:37 | ベルリンのいま | Comments(8)

Husten...

久々にドイツ語で書いてみました。せきが長引いて困っているという話ですが(苦笑)、興味のある方はどうぞごらんください。

Schon seit ein paar Monaten bin ich nicht ganz gesund. Der Grund ist mein Husten. Anfang März habe ich mich erkältet. Die Erkältung selbst war nach einer Woche vorbei, aber der Husten ist geblieben. Seitdem sind fast drei Monate vergangen. Solch einen hartnäckigen Husten habe ich noch nie erlebt! Ich huste allerdings nicht die ganze Zeit über. Aber wenn ich z.B. mit jemanden spreche oder nach draußen gehe, bekomme ich oft einen Hustenanfall. Ich bin schon zwei Mal zum Arzt gegangen und probierte verschiedene Mittel dagegen: Medikamente, Bronchialtee, Hustenbonbons usw. Aber leider blieb die erwünschte Wirkung aus.
Neulich habe ich eine Nachricht aus Japan gelesen, nach der auch in Japan solche sich lang hinziehenden Hustenerkältungen zurzeit in Mode sind. Manche dieser Patienten sollen Keuchhusten haben.
Übrigens, Ende Mai war ich für ein paar Tage wegen eines Probenwochenendes meines Orchesters in einem Dorf in Brandenburg gewesen. Erstaunlicherweise hörte mein Husten dort plötzlich auf! Aber als ich wieder in Berlin war, kam er erneut zurück. Ich habe mir gedacht, dass es daran liegt, dass die Luft in Berlin so schmutzig ist. Am Anfang war ich deshalb ein wenig optimistisch, aber jetzt nicht mehr. Ich muss langsam überlegen, zum Facharzt (Pulmologie) zu gehen.

Blog Ranking
(Wenn diese Artikel Ihnen gefallt, klicken Sie bitte hier!)
by berlinHbf | 2007-06-17 13:28 | Deutsch | Comments(6)

昨日の夕暮れ - Schwedter Stegにて -

e0038811_20481154.jpg
プレンツラウアーベルクのSchwedter Stegという橋のたもとで撮った昨日の夕暮れ時の様子です。時刻は22時ちょうど。大分日が伸びてきました。

今週は蒸し暑く、不安定な天候の日が続きましたが、昨日は早朝の激しい雷雨以外はなんとか持ちこたえました。

人気blogランキングへ
by berlinHbf | 2007-06-16 14:09 | ベルリンのいま | Comments(0)

「壁の道」に沿って

e0038811_6541390.jpg
初めてベルリンに来る方に「ベルリンでまず見てみたいものは?」と聞いてみると、いまだに少なくない確率で「ベルリンの壁」という答えが返ってくるような気がします。壁の崩壊から18年近くが経っても、「壁の街」というイメージは依然人々の心の中に深く沈殿しているのでしょうか。実際、約30年続いた分断時代は、 ベルリンの人々の生活や街並みに多大な影響を及ぼしたわけですが。

その壁はしかし、今ではもうほとんど残っていません。有名なイーストサイドギャラリーは良くも悪くもすっかり観光地化し、ポツダム広場の近くに比較的長く残る壁は無残にも削り取られてしまいました。それでも壁のあった時代の面影を求める方には、かつての壁に沿って歩いてみることをおすすめしたいと思います。

e0038811_653508.jpg
陸の孤島だった西ベルリンをぐるりと覆っていた「ベルリンの壁」は、実に全長160キロにも及びます。ベルリン市は2001年からその線に沿って遊歩道を整備するプロジェクトを進めてきたのですが、それがこの度完成しました。目印となるのは、全部で約600ある「Mauerweg(壁の道)」のプレートです(冒頭の写真)。また中心部には壁の跡が道路に刻まれていますし、重要な出来事が起こった場所やかつての検問所にはドイツ語と英語の両方で書かれた情報プレートが設置されています。壁の道に沿って歩くといろいろな発見があるものです。ポツダム広場には昔日の面影はもはや何も残っていませんが、東に向かって歩くとそのうち至る所に空き地が顔をのぞかすようになり、分断時代が残したものの大きさを実感できるでしょう。

この全長160キロの壁の道ですが、市内部分は43キロに過ぎず大半は郊外に属します。緑の豊かなベルリンですから、この道は格好のサイクリングコースでもあるわけです。ベルリン市のホームページ(www.berlin.de)には壁の道に沿った14のおすすめコースが空中写真と説明付きで紹介されているので、天気のいい日にそれを プリントアウトして出かけてみるのはどうでしょう。

私もこの夏、自転車に乗って160キロの道をたどってみようかと企んでいます。
ドイツニュースダイジェスト 6月15日)

e0038811_733083.jpg

人気blogランキングへ
by berlinHbf | 2007-06-15 00:06 | ベルリン発掘(境界) | Comments(4)

クロイツベルク時空散歩(8) - 最後はクーヘンカイザーにて -

e0038811_6453594.jpg
マリアンネン広場にて(3月14日)

前回お話した三角農園を後にしてから、私たちはそのすぐ南のマリアンネン広場に面したトーマス教会、そしてかつての病院で現在はアートセンターとして知られるようになった「ベターニエン」などを見て回った。

e0038811_7164073.jpg
1988年夏(メヒティルトさんの写真より)

e0038811_712369.jpg
縦に長く伸びるマリアンネン広場を抜けると、やがて雑然としたクロイツベルクの街並みが見えて来た。そこからほど近いところ、住宅不法占拠時代に「われわれはここに留まる」と壁に書かれたアパートは今もそのままだ。この散策でいろいろな時代を駆け巡ってきたが、ようやく現在に近いところに帰って来た。

コトブス門の駅でメヒティルトさんと待ち合わせてから、かれこれ2時間半が経っていた。実際の時間以上に多くのものを見せてもらい、またよく歩いた気がした。体も冷えてきたので、オラーニエン広場の一軒のカフェに入る。「クーヘンカイザー」(直訳すると「ケーキの王様」ということになろうか)という名のこの店は、土曜日の午後ということもあってかなり賑わっていた。

e0038811_773325.jpg
クーヘンカイザーは古いカフェらしく、メニューにはこの店の歴史が載っていた。それによると創業は1866年。当時はカフェ、ケーキ、パン屋を兼ね、従業員は100人以上、同じ建物内のアパートに寝泊りしていたという。常連客の中には、有名なマーチ「ベルリンの風」で知られる作曲家のパウル・リンケがいた。この近所に住んでいたリンケは、よくここでスカートというカードゲームに興じていたのだそうだ。入り口にはクーヘンカイザーの在りし日の大きな写真が掲げられていたが、この時空散歩の後に眺めると何だか少し身近に感じられた。

e0038811_712471.jpg
とてもおいしいケーキとコーヒーをごちそうになり、幸せな気分になる。落ち着いたところで、メヒティルトさんがふとこんなことを言った。

「実は今日は、私の父の命日なのよ。父が亡くなったのは1989年の2月24日。(その9ヵ月後の)壁の崩壊を見届けることができなかったのは本当に残念だった。でも、こういう日に父のゆかりの場所を一緒に見て回れたのはよかったし、あなたは熱心にたくさんのことを知ろうとしてくれたわね」

e0038811_7121885.jpg
メヒティルトさんと歩いて回ったベルリン・クロイツベルクは、歴史のドラマが幾重にも重なったひとつの世界だった。


全16回(インタビュー8回、時空散歩8回)に及んだ、生粋のベルリーナーのメヒティルトさんにまつわるお話はこれをもって終わりとなります。自分にとってもいい経験となりました。この場を借りて、私の取材に全面協力してくれたメヒティルトさんには心より感謝申し上げます。

(了)
by berlinHbf | 2007-06-13 00:49 | ベルリン発掘(西) | Comments(4)

カテゴリ

Deutsch
ベルリン中央駅
ベルリンのいま
ベルリン個人ガイド
ベルリン発掘(西)
ベルリン発掘(東)
ベルリン発掘(境界)
ベルリン発掘(全般)
ベルリン思い出話
ベルリンの人々
ベルリン音楽日記
ベルリン文化生活
ベルリン子育て日記
ベルリンを「観る」
ベルリンを「読む」
ベルリンあれこれ
ベルリン天使の降りた場所
ベルリン音のある街
ベルリンクイズ100
ベルリンリンク集
ドイツ全般
ドイツから見た日本
サッカーWM2006他
欧州を感じる旅
- 2005ウクライナ紀行
ドイツ語関連
ニッポン再発見
その他
BZ Lexikon (Berlin)
BZ Lexikon (1-50)
BZ Lexikon (51-100)
BZ Lexikon (101-150)
BZ Lexikon (151-200)

タグ

(113)
(112)
(111)
(107)
(105)
(97)
(96)
(87)
(86)
(78)
(73)
(67)
(66)
(64)
(58)
(55)
(54)
(46)
(42)
(40)

以前の記事

2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
more...

最新のコメント

山根正次のサインが「玄洋..
by 浦辺登 at 10:25
コメントありがとうござい..
by berlinHbf at 04:46
今、NHKBSで「ベルリ..
by 流れ星 at 01:14
Yozakuraさん ..
by berlinHbf at 02:26
Masatoさま  肝..
by Yozakura at 12:34
Masatoさま  未..
by Yozakura at 12:26
kokhavさん こち..
by berlinHbf at 06:13
長い間、ありがとうござい..
by kokhav at 22:30
焼きそうせいじさん 大..
by berlinHbf at 05:57
年に1回の日本での授業に..
by 焼きそうせいじ at 19:31
ヒガシモンさん 詳細な..
by berlinHbf at 17:02
kokhavさん >み..
by berlinHbf at 16:49
冬風さん コメントあり..
by berlinHbf at 16:46
続き…今回ドイツ宛へ物を..
by ヒガシモン at 15:44
マサトさん>ご返信ありが..
by ヒガシモン at 15:20
おかえりなさいませ。 ..
by kokhav at 23:31
ベルリンからの長旅お疲れ..
by 冬風 at 20:21
ヒガシモンさん こうい..
by berlinHbf at 18:51
軒国彦さん はじめまし..
by berlinHbf at 18:48
桑原さん ご丁寧なコメ..
by berlinHbf at 17:49

ブログパーツ

※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません

最新の記事

10年分の感謝、ひとまずのお..
at 2015-08-03 23:23
上棟式を迎えたベルリン王宮
at 2015-07-18 22:29
指揮者キリル・ペトレンコのこと
at 2015-07-13 23:09
発掘の散歩術(60) - 番..
at 2015-07-08 14:18
ポツダムの新庭園へ!
at 2015-07-04 10:49
発掘の散歩術(59) - 7..
at 2015-06-13 16:43
マルティン・グロピウス・バウ..
at 2015-06-08 10:18
山梨での週末
at 2015-06-02 00:54
長男誕生3、4ヶ月目 - 日..
at 2015-05-23 21:39
旧カール・マルクス書店が文学..
at 2015-05-17 14:12
ドイツニュースダイジェストの..
at 2015-05-10 15:00
発掘の散歩術(58) - S..
at 2015-05-10 13:48
変わりゆくツォー駅周辺
at 2015-05-01 18:52
「西ベルリン」の回顧展
at 2015-04-20 21:23
NHK『テレビでドイツ語』新..
at 2015-04-10 17:01

記事ランキング