ベルリン-東と西が出会う場所。ドイツにありながらドイツではない町。歴史の影に彩られた栄光と悲運の世界都市。そんなベルリンの奥深い魅力をリアルタイムでお届けするブログです。Since 1. August 2005


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中村真人 (Masato)
神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、2000年よりベルリン在住。ベルリンの映像制作会社勤務を経て、現在はフリーのライター、ジャーナリスト。


ベルリンガイドブック
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(Amazon、全国各書店にて発売中)

本書は2009年10月発行「素顔のベルリン」の増補改訂版です。2013年に改めて新規取材を行い、データを更新。レストランやショッピング、コラムなどのページも増量し、より充実したガイドブックに生まれ変わりました。

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地球の歩き方シリーズ初、待望のベルリンガイドブック誕生!比類なき歴史を抱えつつ、明日へ向かって日々進化し続ける首都ベルリン。「ドイツで最もドイツらしくない」といわれるこの町の知られざる魅力を、現地在住著者が12のエリアにわけて徹底紹介。


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BZ Lexikon(38) 「花火」

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雪が降りしきるブランデンブルク門前にて(12月29日)

今日(30日)からベルリンを数日間離れるので、少々中途半端ではありますが、これが2005年最後の更新になります。「花火」といえば、日本では夏の風物詩ですが、ヨーロッパでは大晦日のカウントダウンの際に打ち上げられるというイメージが強いです。12月29日の紙面から。

Lexikon: Feuerwerk(花火)

Feuerwerk sind Knallkörper, die mit Schwarzpulver zur Zündung gebracht werden. Die ersten Böller erfanden vor 2000 Jahren die Chinesen. Über Arabien kam die Kunst nach Europa. Im italienischen Vicenza fand 1379 die europäische Böller-Premiere statt. Aber nicht zu Silvester, sondern während eines Festpiels zu Pfingsten. Mit Musik unterlegt avancierte das Feuerwerk bald zum Kunstwerk. Zu den Höhepunkten dieser Entwicklung zählt Georg Friedrich Händels 1749 uraufgeführte Feuerwerksmusik. Das größte Feuerwerk der Geschichte erhellte 1770 Paris zur feierlichen Begrüßung der Prinzgemahlin Marie Antoinette.

訳)花火とは、黒い火薬が発火するかんしゃく玉のことである。最初の花火は、2000年前に中国人が発明した。アラブを経由して、この芸術はヨーロッパにやって来た。1379年、(花火は)イタリアのビチェンツァでヨーロッパ・プレミエを迎えた。しかしそれは、大晦日ではなく、聖霊降臨祭のお祭りの期間中だった。音楽が付いて、花火は間もなく芸術作品になった。(花火と音楽との)発展の頂点の一つとしては、ジョージ・フリードリヒ・ヘンデルによる1749年初演の「(王宮の)花火の音楽」がその中に数えられる。歴史上最大の花火は、1770年王子夫人マリー・アントワネットの祝祭的な挨拶の際、パリを明るく照らした。
by berlinHbf | 2005-12-30 03:01 | BZ Lexikon (1-50) | Comments(3)

BZ Lexikon(37) 「ガリレオ・ナビシステム」

12月28日の紙面より。

Lexikon: Navigationssystem Galileo(ガリレオ・ナビシステム)

Galileo ist das europäischen Pendant zum US-amerikanischen Satellitennavigationssystem GPS. Benannt ist es nach dem italienischen Astronomen Galileo Galilei (1564-1642). Bis 2008 sollen insgesamt 30 Satelliten in eine 23 000 Kilometer hohe Umlaufbahn über der Erde geschlossen werden und über Funksignale Flugzeugen. Schiffen oder Autos Positionsbestimmungen ermöglichen. Galileos Vorteil: Wählend GPS ein militärisches System ist, das von der US-Armee jederzeit abgeschaltet werden kann, ist Galilio ein ziviles Netz.

(メモ)
die Umlaufbahn (天体・人工衛星の)軌道

訳)「ガリレオ」はアメリカの衛星ナビシステムGPSのヨーロッパ版である。その名前はイタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイに因んでいる。2008年までに、全部で30もの衛星が地上23000キロの軌道、及び飛行機の電波信号の上空に設置される予定である。それによって、船や車の現在位置がわかるようになる。「ガリレオ」の長所は、GPSが軍事システムで、アメリカ軍によっていつでもスイッチが切れるのに対して、ガリレオは民間のネットワークだということである。

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by berlinHbf | 2005-12-30 02:13 | BZ Lexikon (1-50) | Comments(0)

ライプチヒのクリスマス(2)

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旧市街にある市庁舎前では、新しい路線のための巨大な穴が掘られていました。

(前回のつづき)
最初にライプチヒ中央駅をご紹介したので、いかにも私が列車で行ったかのような印象を与えてしまったかと思いますが、実はそうではありません。DB(ドイツ鉄道)の運賃は割高なので、もっと安く行く方法はないか考えた結果、今回はMitfahrtという手段でライプチヒまで行くことにしました。

これはおそらく日本にはないシステムだと思うので、簡単に説明しますと、車の相乗りで目的地まで行くことです。仲介料を取って希望に沿った車を探してくれるそれ専門の会社もあれば、無料のインターネットサイトで探すこともできます。いずれにしろ、実質はガソリン代を分担するぐらいの値段で目的地まで行くことができるので、ある程度旅慣れていて、交通手段を安くあげたいという方には、おすすめできる方法(かもしれません)。もちろん、自分が行きたい日と時間に合致する車が見つかるかどうかは運に左右されますが、ベルリン-ライプチヒ間は車の往来も多く、今回は比較的簡単に見つかりました(私が利用したのはmitfahrgelegenheitというサイトです)。

25日の待ち合わせ場所は、ベルリンの少し南にあるポツダム中央駅の前。11時に車でやって来たのはドイツ人の男性。それに、私と実家に帰省するというドイツ人の若い女性が同乗するという形です。

Mitfahrtは普通は初対面同士なので、自然と会話になることもあれば、ほとんどしゃべることなく目的地に着くこともあります。私はこの日、前の晩あまり寝ていなかったので、ライプチヒまで寝て行こうかと思っていました。ところが、ここでちょっとおもしろいことが起こったのです。

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実は今回私がライプチヒに行くことになったのは、知り合いの方が急遽行けなくなったオペラの公演を観るためでした。そしたらなんと、隣で車を運転しているおじさんが、ライプチヒ歌劇場で照明の仕事をしているというじゃありませんか。何という偶然!たちまち意気投合してしまい、ライプチヒに着くまでの約2時間会話が止むことはほとんどありませんでした(とにかくよくしゃべる方で、実際は私が聞いているばかりでしたが)。

彼の名前はクリストフさん。現在はライプチヒ歌劇場のBeleuchtungsmeister(照明専門のマイスター)として働いているのですが、ベルリン在住の娘さんに会うため、よくライプチヒとの間を往復するのだとか。2000年まではベルリン州立歌劇場で働いていて、1997年の日本公演にも同行しており、その時のエピソードなどをたっぷり聞かせてもらいました。

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(↑旧市街にあるこのモニュメントは一体何を意味しているのでしょうか。ご存知の方がいたら教えてください!)

ライプチヒ中央駅前での別れ際、「明日のトラヴィアータ(椿姫)は僕の担当だから、開演の1時間前に来てくれたら、舞台裏を案内するよ」なんていうありがたい申し出まで受けることに。ライプチヒまで8ユーロで行けた上に(列車だと鈍行でも26ユーロかかる)、オペラの現場の方と知り合えるなんて、今回は本当にラッキーでした。

この日は25日で、まさにクリスマスの初日。ライプチヒの街はかなり閑散としていました。中央駅のショッピングモールのお店は例外として、ほとんど全ての店が閉まっています。レストランやカフェもちらほら開いているのみ。結局この日に見ることができたのは、旧市街にある2つの教会ぐらいでした。しかしどちらの教会も、この町を語る上で欠くことのできないものです。

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中央駅から旧市街に向かって歩いていく途中にあるのがニコライ教会。もう一つのトーマス教会と並んで、J.B.バッハのライプチヒでの活動拠点となった教会です。1989年10月のこの教会での平和集会は、後のベルリンの壁崩壊や東欧革命につながる重要なものでした。

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この日の夜は、件のオペラ座でR.シュトラウスの「ばらの騎士」を観たのですが、ここでもちょっと(いやかなり)不思議な出来事が待ち受けていました。

第1幕が終わった時のこと。客席からロビーに出ようとしたら、入り口付近で1人の男がこちらを待ち構えるようにしてじっと立っています。

「あのー、ひょっとしてマサトさんですか?」

変わらぬ姿だったため、一瞬でわかりました。なんと、大学時代のオーケストラで一緒だった後輩のKくんではありませんか!彼と最後に会ったのは(もちろん日本で)1998年の末か99年の初頭です。それから約7年ぶりにドイツ東部の地方都市で再会するなんて、一体何ということでしょう。彼は現在ウィーンに留学中で(専門はギター)、休みを利用してドイツを旅行中とのことだったのですが、いやそれにしても・・

(つづく)

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by berlinHbf | 2005-12-29 03:31 | ドイツ全般 | Comments(2)

BZ Lexikon(36) 「秒」

根が文系人間だからか、今日の文は訳すのに一際難しく感じられました。あまり自信がないので、間違っているという場合はご指摘いただけると幸いです。

2006年の元旦は例年より1秒長い「うるう秒」であるため、今回はその「秒」についての説明です。12月27日の紙面より。

Lexikon: Sekunde(秒)

Die Sekunde ist eine Maßeinheit der Zeit. Laien beschreiben sie als den sechzigsten Teil einer Minute, die bekanntlich der sechzigste Teil einer Stunde ist, welche wiederum der vierundzwanzigste Teil jener Zeit ist, in der sich die Erde einmal um ihre eigene Achse dreht (gemeinhin "Tag" genannt). Den Experten ist dies zu ungenau, weshalb sie die Sekunde als jeden Zeitraum definieren, in dem exakt 9 192 631 770 Atomschwingungen von Caesium ablaufen. Für jene, die mit dem Zählen so schnell nicht hinterherkommen: Eine Sekunde ist ungefähr die Zeit, die man benötigt, um "einundzwanzig" zu sagen.

訳)秒は時間の質量の単位である。素人だと、地球が自転する時間(それを一般に「日」と呼ばれる)を24に分割した部分が「時間」であり、同様に1時間を60に分割した部分が「分」で、1分を60に分割した部分が「秒」であると表現するだろう。(しかし)専門家にとって、その記述はあまりに不正確だ。それゆえ、ちょうど9192631770のセシウムの原子が振動する時間を「秒」と定義している。そんなに早く数を数えられないという人のために:einundzwanzig(ドイツ語の「24」)と言うのに必要とする時間が、約1秒である。

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by berlinHbf | 2005-12-27 18:06 | BZ Lexikon (1-50) | Comments(0)

ライプチヒのクリスマス(1)

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クリスマスをドイツ東部の町ライプチヒで過ごし、先ほどベルリンに戻って来ました。1泊だけの短い滞在だったのですが、ちょっとびっくりする出来事が続いたので、3回ぐらいに分けてリポートしたいと思います。

クリスマス休暇中で街は閑散としていましたが、2006年ワールドカップの開催地の一つであるこのライプチヒ、期待感がいよいよ高まりつつあるのを感じました。

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もし列車でライプチヒを訪れる機会があったら、まず見るべきは他でもないこの「ライプチヒ中央駅」です。いわゆるKopfbahnhofと呼ばれる行き止まり式の駅なのですが、そのスケールと格式はドイツの他の主要駅と比較しても、群を抜いています。ホームは24番線まであり、世界でも最大級の駅のひとつなのだとか。

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ホーム下の2階はショッピングモールになっていて、夜10時まで営業。

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1915年に開業したというこの中央駅。ライプチヒの町自体の規模はそれほどでないのに、一体どんな理由があってこんな巨大な駅が建てられることになったのか。ちょっと気になるところです。

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この中央駅前を含めて、街中は至るところで工事だらけ。旧東ドイツの町の中では唯一のW杯開催地として、その意気込みをひしひしと感じました。

(つづく)

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by berlinHbf | 2005-12-27 02:43 | ドイツ全般 | Comments(8)

メリー・クリスマス! - アントニーニ指揮ベルリン・フィル -

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カイザー・ヴィルヘルム記念教会前にて

まずは皆さん、Frohe Weihnachten(メリー・クリスマス)!

昨日、クリスマスにふさわしいとてもすてきなコンサートを聴いてきたので、今回はそのお話をしたいと思います。

ドイツのクリスマスには、バロック音楽がとても似合うように思います。昨日聴いたベルリン・フィルの定期公演は、彼らにしては珍しく18世紀の音楽だけで固めたプログラムでした。

今回の指揮はジョヴァンニ・アントニーニ。イタリア・ミラノの、Il Giardino Armonicoという古楽グループのリーダーをやっている人です。私は彼らのCDを何枚か持っていますが、ほとんどロックを思わせる鮮烈なリズムで奏でられるアルモニコの演奏は、聴いていて心地いいことこの上ありません(私が持っている中ではこのCDがおすすめです)。

まずは、ベルリン・フィルのシュテファン・シュヴァイゲルトさんのソロで、モーツァルトのファゴット協奏曲。モーツァルトが弱冠18歳の時に作曲した、数ある彼のコンチェルトの中でもおそらく最もマイナーな曲かもしれません。私もナマで聴くのはこれが初めて。しかし、シュヴァイゲルトさんの演奏は、名ソプラノ歌手が自由自在にオペラアリアを歌うかのような、そんな華がある全くすばらしいものでした。ファゴットという楽器の響きには、人の声を思わせるあたたかさがあって、私はとても好きです。

さて次の曲ですが、ヨーゼフ・マルティン・クラウスというドイツの作曲家をご存知の方っているでしょうか。時代とともにほぼ完全に忘れ去られていたこの作曲家は、1756年にマイン地方で生まれ、1792年にストックホルムで死去しているのですが、つまりモーツァルト(1756-1791)の生きた時代とほぼ完全にだぶっているのです。こんな人がいたんですね。プログラムに「クラウスは1990年代初頭で最も興味深い再発見のひとつ」なんて書いてある通り、この交響曲ハ短調はなかなかに大胆な曲。後のベートーヴェンにつながるような激しさや悲壮感が全体を貫いていて、優美なメヌエットが排されているのもこの時代には珍しいといっていいでしょう。また、ホルンが2本ずつ左右に配置されていたりと、いろいろな意味でおもしろい曲でした。しかし、このクラウスという人の肖像画を見て思ったのは、実はこの人相当奇人だったのではないかということ。同じ奇人でもモーツァルトのような天才でなかったことは確かですが。

後半、指揮者のアントニーニが手に持って登場したのは、なんとあのソプラノリコーダー。この人は実はリコーダー奏者でもあるのですが、次のサンマルティーニのリコーダー協奏曲、圧巻でした。とにかくこのアントニーニは、笛を持つと途端にいきいきしてくるんです。その信じられないテクニックと音楽性。リコーダーを吹くだけでなく、笛を指揮棒に見立てて吹きながら指揮したり、踊るようなしぐさを見せたり、足でタップを取ったり、まるで小鳥が激しくおしゃべるしているかのような、そんな演奏であり舞台姿でした。このライブ感と興奮はなかなか言葉にできません。もしアントニーニとアルモニコの来日公演があったら、これは絶対のおすすめです。

プログラムの最初と最後を飾ったのはヘンデル。特に最後の「王宮の花火の音楽」は、3本のトランペットが祝祭的な雰囲気をいやがうえにも盛り上げます。とっても幸せな気分になれたクリスマス前のコンサートでした。

Berliner Philharmoniker
Giovanni Antonini CONDUCTOR AND RECORDER
Stefan Schweigert BASSOON

George Frideric Handel Concerto Grosso in B flat major, Op. 3 No. 2
Wolfgang Amadeus Mozart Bassoon Concerto in B flat major
Josef Martin Kraus Symphony in C minor (1783)
Giuseppe Sammartini Recorder Concerto in F major
George Frideric Handel Music for the Royal Fireworks

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(明日から2日間、ライプチヒに行ってきます。帰って来たらその模様もお伝えするつもりです。それでは皆さん、すてきなクリスマスを!)
by berlinHbf | 2005-12-24 22:14 | ベルリン音楽日記 | Comments(6)

BZ Lexikon(35) 「ピョートル宮殿」

クリスマスイブの今日、ベルリンの天気は相変わらずの曇り空、気温は比較的温かめでした。例年のことですが、多くの人たちは実家に帰ってしまい、人通りはまばら。スーパーやデパートは明日と明後日完全にお休みなので、買い込んでいる人々の姿が目立ちました。

さて、11月から訳してきたこのLexikonですが、大分量が増えてきたので、ここで一度ジャンル別に分類してみました。何らかのお役に立てば幸いです。12月24/25/26日の紙面より。

Lexikon: Peterhof(ピョートル宮殿)

Der Peterhof ist eine Palast- und Parkanlage, die südwestlich von Sankt Petersburg am finnischen Meerbusen liegt. Das auch "russisches Versailles" genannte Ensemble wurde ursprünglich von Zar PeterⅠ. errichtet, seine Nachfolger bauten es weiter aus. Die Gartenanlage ist geprägt von Kaskaden und Wasserspielen mit mehr als 150 Fontänen und prunkvollen Gebäuden, von denen eines in der Nacht zum Freitag niederbrannte. Der Peterhof zählt zu den wichtigsten Touristenzielen in Russland.

(メモ)
der Meerbusen 大きな入り江(湾)
die Kaskade (人口の)階段状の滝
prunkvoll 豪華絢爛たる

訳)ピョートル宮殿とは、サンクト・ペテルブルクの南西、フィンランド湾に面した宮殿と大庭園のことである。この「ロシアのベルサイユ」とも呼ばれる調和体は、元来は皇帝ピョートル1世により建てられ、その後継者がさらに拡張した。大庭園は、階段状の滝と水の遊びを特徴とし、150以上の噴水と豪華絢爛たる建造物が伴っているが、そのひとつが金曜日の夜に焼失した。ピョートル宮殿はロシアで最も重要な観光地に数えられる。
by berlinHbf | 2005-12-24 19:36 | BZ Lexikon (1-50) | Comments(0)

英語版のブログを始めました

いつも当ブログを読んでくださりありがとうございます。実は今回、この「ベルリン中央駅」に加えて、英語版のブログを開設したので、その紹介を少しさせていただきたいと思います。

日頃ドイツ語を使ってベルリンで生活しているのだから英語もさぞかし、と思われる方もひょっとしたらいるかもしれませんが、実は私は英語がかなり苦手です。私の今のベルリンでの生活で英語を使う機会は稀なので、ドイツ語との差はさらに大きくなってきてしまいました。なんとかしたいと思いつつも、テープを繰り返し聞くというような反復型の勉強はどうも苦手で、なかなかいいきっかけをつかめません。

そんな時に思いついたのが、英語でブログを書いてみるということでした。今のところ、この「ベルリン中央駅」は楽しく続けられているので、その延長で似たようなことを英語でもできないかと思ったんです。また、「ベルリン中央駅」は内容が全て日本語なので、私の日本人以外の友達は当然読むことができず、それもちょっと残念に思っていました。とはいえ、自分で書いた怪しげな英語をいきなりネットで公開する勇気もありません。そういうことを人に話していたら、私の書いた英語を添削してくれるという友達が現れ(!)、これはとてもいいチャンスだとばかり始めてみることにしました。まだ記事は少ないですが、自分にはっぱを掛ける意味でも紹介欄にリンクを張ってみます。

「ベルリン中央駅」は言うまでもなくベルリンに関する話がメインですが、英語版はベルリンの話だけでなく日本のことを紹介する内容にもしていけたらと思っています。海外に住んでいると、日本のことを説明する機会がとても増えてくるものです。食べ物や伝統文化から靖国問題や最近の映画の話に至るまで、日本に興味を持っている人は少なくありません。テーマによっては相手(例えばドイツ人)の方が自分よりよっぽど詳しいということは珍しくなく、これはちょっとしたカルチャーショックです。私自身それで恥ずかしい思いを味わったことが一度や二度ではなく、せめてもう少しは英語やドイツ語で日本のことを語れるようになりたいなと思っていました。これがそのためのいい練習の場になればいいですし、外部の視点から日本のことを書くというのは意外とおもしろいことかもしれません。

なんて書くとちょっと大げさかもしれませんね。能書きを語るのはこれぐらいにします。日本語のブログを更新するだけでもなかなか大変なので、英語版は週に2回ぐらい更新できたら、ぐらいの気持ちで気長に続けていきたいと思っています。コメント欄は日本語で書いてくださっても一向に構いません。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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by berlinHbf | 2005-12-23 03:56 | その他 | Comments(5)

BZ Lexikon(34) 「NGO」

12月22日の紙面より。

Lexikon: NGO

NGO ist die Abkürzung des englischen Begriffs non-governmental organization, was gemeinhin mit Nichtregierungsorganisation übersetzt wird, wobei nichtstaatliche Organisation treffender ist. NGO sind Zusammenschlüsse von Menschen, die sich für gemeinnützige, mildtätige Zwecke einsetzen, die nicht gewinnorientiert arbeiten und nicht von staatlichen Stellen organisiert oder abhängig sind - beispielweise das Rote Kreuz. Oft haben NGO auf ihren Gebieten andere Zielvorstellungen als die Regierung - beispielweise amnesty international.

(メモ)
gemeinhin 一般に、通常
gemeinnützig 公益に奉仕する、公益的な

訳)NGOとは、non-governmental organizationという英語の概念の略である。一般に非政府組織と訳されるが、非国家組織とした方がより適切だ。NGOは、利益を目的に働くのではない、また国家の立場からオーガナイズされたり、それに依存したりするのでもなく、公益に奉仕し、慈善を目的に力を注ぐ人々の連帯である(例えば赤十字のように)。NGOは、例えばアムネスティ・インターナショナルのように、その活動分野に政府とは異なる目的イメージを持っていることが頻繁にしてある。

(言葉の背景)
今週水曜日、ロシア議会は、NGOの監視を強化する法律の計画案に賛成した。それに対し、NGOの代表者は、その法律が積極的に活動しているロシア内のNGOをつぶすことにつながると反発している。

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by berlinHbf | 2005-12-23 01:16 | BZ Lexikon (1-50) | Comments(0)

BZ Lexikon(33) 「クリスマス特赦」

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街頭で売られるクリスマスツリーとそれを梱包するおじさん
(Marheinekeplatzにて。12月21日)


いよいよクリスマスが近付いてきましたね。今日のLexikonは、クリスマスにまつわる、でもちょっと一風変わったお話です。12月21日の紙面からお送りします。

Lexikon: Weihnachtsamnestie(クリスマス特赦)

Weihnachtsamnestie - vom griechischen amnestia für vergessen, vergeben - nennt man die vorzeitige Haftentlassung von Kleinkriminellen in den Wochen vor Weihnachten. Es gibt sie in fast allen Bundesländern - nur in Bayern und Sachsen nicht. In diesem Jahr kommen rund 2 000 Strafgefangene bis zu zwölf Wochen früher frei. In den meisten Bundesländern müssen sich Häftlinge gut geführt haben, um diesen Gnadenerweis zu erhalten. Oft sind Sexual- und Gewaltstraftäter ausgeschlossen.

(メモ)
der Strafgefangene, der Häftling 囚人
sich gut führen 行状がよい

訳)クリスマス特赦-「忘れる」「赦す」を意味するギリシャ語の"amnestia"から来ている言葉-とは、クリスマス前の週に、軽犯罪者を予定より早く釈放することを指す。クリスマス特赦という制度は、ほとんど全ての州にあるが、バイエルン州とザクセン州だけにはない。今年は約2000人の囚人が、最大12週間前に自由の身となる。大部分の州において、囚人がこの慈悲の証明を得るためには行状がよくなければならない。性犯罪者と暴力犯罪者はしばしば除外される。

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by berlinHbf | 2005-12-21 17:17 | BZ Lexikon (1-50) | Comments(0)

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