ベルリン-東と西が出会う場所。ドイツにありながらドイツではない町。歴史の影に彩られた栄光と悲運の世界都市。そんなベルリンの奥深い魅力をリアルタイムでお届けするブログです。Since 1. August 2005


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中村真人 (Masato)
神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、2000年よりベルリン在住。ベルリンの映像制作会社勤務を経て、現在はフリーのライター、ジャーナリスト。


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現在のトップ画像は、ベルリン在住のイラストレーター、高田美穂子さんによるオリジナル作品です(詳しくはこちらより)

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ベルリン・オストクロイツ駅

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S-Bahnhof Ostkreuz (08-05-24)

ベルリンには好きな駅がいくつもあるが、オストクロイツ駅は間違いなくその中の一つに数えられる。オストクロイツとは「東の交差地点」の意で、Sバーンの東西線と環状線がここで交わる。東京でいえば、山手線と総武線が立体交差する秋葉原駅に例えられなくもない。ベルリンには東の他に、ヴェストクロイツ(西)とズートクロイツ(南)の2つの交差駅があるが、私が一番好きなのはオストクロイツ駅なのだ(そんなに気を張って主張すべきことでもないけれど・・・)。

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1882年に開業したこの駅は、戦前の雰囲気をいまだ残しており、いかにも鉄道駅という情緒がある。ホームの奥に見える塔は、かつて蒸気機関車の給水に使われていた配水塔だということを、去年「東ベルリン廃墟めぐり」の記事に書き込んでくれた方から知った。

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古い駅らしく、ホームの柱も装飾が施されている。

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高架の環状線ホームから眺めたSバーン東西線のホーム。このホームには、深夜まで営業している果物屋があって、いつか「FUJI」と書かれたふじりんごを見つけたときは、思わず買ってしまった。この古めかしい駅も、ついに大規模な改修工事が始まっている。写真に収めるなら今のうちかもしれない。

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オストクロイツ駅は特に用がなくてもふらっと降りて、人間ウォッチングをしても結構面白い。乗り換え客も多く、ある意味、劇場のような駅である。

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左手に見えるのは何の廃墟だろうか?
そうこうするうちに、自分が乗るべき環状線(リングバーン)がやって来たので、今日はもう帰ろうと思う。

e0038811_717356.jpg
環状線のホームからは、テレビ塔方面がよく見えた。


参照:
東ベルリン廃墟めぐり

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by berlinHbf | 2008-05-25 01:21 | ベルリン発掘(東) | Comments(14)
Commented by Daisaku at 2008-05-25 19:19 x
masatoさん、こんにちは。
この Ostkreuz 駅、私も大好きです。いまのところ写真家としての活動の拠点が Friedrichshain のギャラリーということもあって、ベルリンに行くたび、用もないのに足を運んでしまいます。
駅周辺を含めて、そこかしこにいろいろな時代の記憶が顔を見せているような…とにかく興味の尽きない場所ですね。

黒く重く、存在感を放つ給水塔の下、さまざまな人が行き交い、古ぼけた橋脚の間を白いICEが駆け抜けていく…これもまた、今のベルリンでなければ体験し得ない風景のひとつです。

私のサイトの、今回の写真展期間中の限定公開(予定)コンテンツ "Travering Deutschland" でも、数点 Ostkreuz 駅周辺の写真を公開しています。よかったらご覧ください。
Commented by akberlin at 2008-05-26 09:31
Ostだった地区はどこも雰囲気がありますね。商業的になりすぎた
ハッケッシャーマルクトなどは別ですが、まだ再開発が進まないあたりは
さびれ方にことのほか味わいがあるように思います。ベルリン好きのひいき目、単に寂れていて小汚いだけ、とバリバリの西ドイツ人の相方には
わかってもらえないのですが。
Commented by la_vera_storia at 2008-05-26 14:21 x
ウーン...Ostkreuz駅、実に懐かしいですね! 東西分断時代に、この駅はSバーンの乗り換えで何回か利用していました。まず下から4番目の写真ですが、ここに写っているホームの連絡橋ですが、DDR時代には確か「覆い屋根」がなかったですね。あらかじめ最初の駅で端の車両に乗っておくと、Ostkreuz駅でこの連絡橋階段のすぐ近で降りられるわけです。大抵の場合は乗換客が乗ってから発車したものですが、そうでない場合もあったわけですがDDR時代には、通勤客ですらこういう「乗り換えのテクニック」などという発想や意識を持つ人はいないようでした(もともと欧米人一般にこういう意識は希薄ではありますが)。連れに、「ここであらかじめこの車両に乗っておくとOstkreuz駅で乗り換えが便利でしょう?」と言うとその人は絶句したわけです(笑)。
Commented by la_vera_storia at 2008-05-26 14:22 x
この現在のOstkreuz駅付近の風景も私は好きですね。DDR時代の雰囲気もいくらか残っていて、なんだか心温まる感じがします。DDR時代には、駅のホームに貼られていたポスターとか時刻表は日焼けしていただけでなく紙の質や印刷も悪かったためか、夜にでもなれば薄暗く頼り無げな蛍光灯の光が当たって、まるで戦前のような非常にレトロな感じがしていました。DDRのそんな雰囲気の東ベルリンの駅で夜にSバーンを待ちながら、展望とか希望とかをなんとなく知人とボソボソ話し合っていたあの時代、正直言って本当に懐かしいです。そうですね、あと東側で私の大好きな駅はNoeldnerplatzです。
http://www.flickr.com/photos/okaitis/338415277/
http://www.s-bahn-berlin.de/streckennetz/?bhfid=108
Commented by Daisaku at 2008-05-26 21:33 x
私も Ostkreuz から Lichtenberg までの雰囲気が気に入っています。夜も良いですね。Hackescher Markt も駅前がちょっと騒がしいですが、駅舎は Stadtbahn の中央部のなかでは一番のお気に入りです。ところで Masato さんの写真にある跨線橋ですが、手前に写っているのは真新しい(仮の?)もので、少し奥に古いものが見えます。去年通った記憶があるのですが、今はもう閉鎖されているようでした。屋根も古かったように思いましたが、昔は Warschauer Straße のように屋根無しだったのでしょうか?

ともあれ、この駅が改良されて Sudkreuz みたいになるのなら、やっぱり少し味気ない気がしますね…。
Commented by berlinHbf at 2008-05-28 06:17
>Daisakuさん
コメントありがとうございます。Daisakuさんの写真展もこの近くで行われているのですよね。近いうちにぜひ立ち寄らせていただきます。オストクロイツ駅は普段あまり利用することはないのですが、今度隅から隅まで歩いてみたいと思います。

Hackescher Markt の駅は、私も好きですね!オリジナルの外観を生かしつつ(?)、ガラスや木も取り入れて、センスよく仕上がっていると思います。好きな駅として、改めて取り上げるつもりです。

先日はメールありがとうございました。いろいろなことに追われて、なかなかフォトショップをいじる時間が持てないでいます。またメールします!
Commented by berlinHbf at 2008-05-28 06:26
la_vera_storiaさんも、この場所に思い入れをお持ちのようですね。
gramophonさんからいただいた、橋口穣二さんの「Berlin」という写真集にも、オストクロイツ駅の写真が数点収められていて、そちらも印象的です。これを見て思うのは、数年前までベルリンには戦前製のSバーンが走っていたのですが、意識的に写真を撮ることもなく、いつの間にか消えてしまったのが残念です。重い扉を開けるときの感触は、今でもよく覚えています。

Noeldnerplatz駅は、何度か降りたことがありますが、何もないという印象しかありません。しかし、駅前の何もなさ加減が、逆に印象に残っています。
Commented by berlinHbf at 2008-05-28 06:34
>akberlinさん
つい先日、ハッケッシャーマルクトの駅前に、ベルリンのMUJI一号店がオープンのをご存知ですか?超一等地に店を構えたことで、意気込みの強さを感じます。あの界隈は、これからさらにブランド化していくのでしょうかね。
Commented by la_vera_storia at 2008-05-28 19:44
Noeldnerplatzについてはそうですねえ、当時はあそこにはまず駅前に商店というものがなかったはずで、そういう意味では殺風景です。やはり(東)ベルリンの駅に何を感じるかといえば、それは個人史に彩られた一種の「心象風景」が大いに影響してくるように思います。「思い出の駅」とかなんとか、そういうことですねえ。実はDDR時代にしばらくぶりにある人と再会することになって、その待ち合わせ場所があの駅前だったわけです。ホームからその人が立っているのが見えて、こちらから手を振ったわけです。
http://bgui.de/2005/09/08/s-bahnhof-noeldnerplatz/
えっ? それが何の思い出なのかですって(笑)? 
Commented by la_vera_storia at 2008-05-28 19:44
分断時代が終了した時代以降の若い方々が、今現在(東)ベルリンの駅に「何か」を感じる(そして好感を抱く)人というのは、今の実際の風景の中に自己の想像上の過去の風景を補正して重ね合わせているわけで、こういうことというのは、ひょっとしてかつての東ベルリンの風景が予想以上に失われていることを意味するのかもしれません。でもKIKIさんがいつだか言ってた想像力というやつ、これによって(東)ベルリンの風景を(これもKIKIさん流に言えば)「楽しむ」ということですね。これって実に素晴らしいことだと思います。
Commented by la_vera_storia at 2008-05-28 19:45
その一方で、Ostkreuz guideというサイトの86年のこの写真を見てください。 これは想像力を働かせる必要以前の「生のDDR」の風景です。これを見て何を感じるかは人さまざまでしょう。ちょっとだけ考えてみて下さい、もし今現在この被写体がこの写真と全く同じ状態だったとして、その光景に現実に遭遇としたら....。
http://ostxgui.de/2008/04/17/eingang-sonntagstrasse-1986/

多分、想像力は働かないのではないか....? そうなると「個人史」とのつながり以外には取り結びようがない...そうも感じますが。
Commented by berlinHbf at 2008-05-30 01:28
>la_vera_storiaさん
コメントありがとうございます。DDRや東ベルリンを実際に経験していない私が、このような風景に親近感を抱くのはなぜでしょうか。あの時代を生きた普通に人々に興味があるのが大きいかもしれません。KIKIさんの言う想像力と、あと好奇心さえあれば、ベルリンでは時を越えて街を見て感じることができます。う~ん、全然コメントのお返事になっていませんね。すみません^^;)。1986年のオストクロイツの写真、40年前の写真と言われても、私は全く疑わなかったことでしょうね。それでいて、今のベルリンにもまだありそうな風景です。
Commented by nem_ran at 2008-05-31 16:08 x
去年の夏は大変お世話になりました。ブログはいつも拝見してるのですが、気分的になかなか書き込みの時間が取れず、すっかり不義理となってしまってます。
Ostkreuz駅、私(一応その時代を知ってる世代に属しますが)もすごく惹かれるものがあり、昨年の夏も写真を撮りまくってました。上でご紹介のある「Ostkreuz Guide」というサイトもいつも見ております。このサイトの写真もそうなんですが、何気ない写真が物語を感じさせる場所ですね。
ここもついつい見てしまいます。
fotocommunity.s-bahn-berlin.de/index.php?cat=119(urlの最初を略してます)
Commented by berlinHbf at 2008-06-02 06:01
>nem_ranさん
去年の夏、といいますと、大学の先輩のあの方でしょうか?こちらこそご無沙汰しております。教えてくださったサイト、なかなかマニアックですが、面白いです。オストクロイツ駅に惹かれる人は、結構いるのですね。

ベルリンにSバーン博物館というのがあるのをご存知ですか?そのうち行ってみたいと思っています。
http://www.s-bahn-museum.de/

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